民放各局がTVerなどの無料配信プラットフォームで行っている「AVOD」（広告付き動画配信）サービスは利用が年々拡大し、番組を配信でも楽しみたい視聴者の観点からも、広告ビジネスの観点からも注目が集まっているが、2022年度（2022年４月１日～2023年３月31日）の配信で、フジテレビのAVODが再生数、UB（ユニークブラウザ）数、総視聴時間のすべての指標で民放１位となった。フジテレビが「年間AVOD三冠」に続き、「2022年度AVOD三冠」を獲得したと言える。
2022年度のフジテレビのAVOD配信は、再生数が約７億1990万再生、UB数が約4560万UB、総視聴時間が約３億1030万時間。フジテレビが「年度AVOD三冠」を獲得するのは初めてとなる。フジテレビでは2022年度に、AVODの配信数が大きく成長しており、再生数は前年度比142％と大きく伸びている。
とくに好調だったのは、連続ドラマの見逃し配信。その中でも際立った存在感を示したのは、10月クールに放送された木曜劇場『silent』である。川口春奈が主演を務め目黒蓮が共演した木曜劇場『silent』は、第１話の放送後１週間における見逃し配信が531万再生を記録した。第２話、第４話でも記録を更新し、第４話の放送後１週間における見逃し配信は688万再生を獲得した。全11話の見逃し配信の再生数累計が6191万再生を記録するなど、圧倒的な配信数を獲得した本作は、優れたデジタルコンテンツの制作者を讃える「AMD Award 理事長賞」や、TVerにおいて年間で最も視聴されたドラマを表彰する「TVerアワード ドラマ大賞」など、数多くの賞を受賞した。2022年度でのAVOD配信数では、木曜劇場『silent』が9172万再生を獲得し、フジテレビの2022年度のAVOD三冠に大きく貢献した。
また、2022年４月からフジテレビの水曜22時枠が新たにドラマ枠となり、ゴールデン・プライム帯のフジテレビ制作のドラマ枠が月曜21時枠、水曜22時枠、木曜22時枠の３枠に増えたことも、AVOD配信数を押し上げる一つの要因となった。新枠の水曜22時枠では、『ナンバMG５』、『親愛なる僕へ殺意をこめて』など話題作を続々と放送し、見逃し配信でも人気を博した。
さらに、過去に放送したドラマのAVOD配信も好調だった。夏から初秋にかけては、映画『沈黙のパレード』公開に合わせて、名作『ガリレオ』シリーズを一挙配信し、先ごろ発表された「TVerアワード」でも特別賞（過去作品）を獲得、さらに映画『Dr.コトー診療所』、映画『イチケイのカラス』公開に合わせてそれぞれのドラマシリーズをAVOD配信するなどして、フジテレビらしく映画、放送、配信を有機的にマルチ展開。さらに、2023年３月から、開局65周年イヤー（記念日は2024年３月１日）の始まりを記念してTVerおよびFODにて『フジテレビ春の名作ドラマ祭り65』と題し、フジテレビ史上最大となる65タイトルにおよぶ過去作品ドラマの無料配信を実施し、多くの視聴を集めた。『ロングバケーション』、『ラブ ジェネレーション』、『ミステリと言う勿れ』、『リッチマン、プアウーマン』など、フジテレビの人気作品が配信され、大きな話題となった。
バラエティーでは、『人志松本の酒のツマミになる話』、『突然ですが占ってもいいですか？』などの見逃し配信が人気を集めた。また『トークィーンズ』や『千鳥の鬼レンチャン』など、2022年度に新たにレギュラー番組となったバラエティー番組の見逃し配信も好調で、配信数を伸ばしている。
アニメでは、連載25周年記念イヤーに公開され、興行収入197億円、動員人数1,427万人を突破する記録を打ち立てた劇場版最新作『ONE PIECE FILM RED』のことも記憶に新しい『ワンピース』シリーズがTVerのアニメ番組総再生数１位の快挙を達成し、「TVerアワード特別賞（アニメ）」に輝いた。
現在、４月10日（月）スタートのフジテレビ開局65周年特別企画『風間公親－教場０－』の放送を記念して、特別に『教場』シリーズ過去２作の無料配信を期間限定で行っている。ほかにも人気ドラマ、話題のバラエティーをラインナップするほか、『めざましテレビ』ではレギュラー情報生放送番組初の見逃し配信となる『さくっと！めざましテレビ』を、４月３日（月）よりスタートしたばかり。
フジテレビでは、放送と合わせて配信でも様々な番組を楽しんでいただける環境を目指し、TVer、FOD無料などの無料配信プラットフォームで楽しんでいただける「AVOD」に加え、FODプレミアムでは「SVOD」（定額制動画配信）や「TVOD」（都度課金型動画配信）も展開している。さらに、2022年４月からは、ゴールデン・プライム帯を中心に放送と同時に番組を視聴できる「リアルタイム配信」をTVerでスタートさせている。本年度も、視聴者の皆様の幅広いニーズに応えるべく、放送・配信・映画・パッケージなどさまざまな手段を通して、創造性にあふれた魅力的なコンテンツを届けていく。
※配信数はいずれもTVer、GYAO!、自社配信サービス（フジテレビの場合はFOD）の合計値。ビデオリサーチ調べ。
2022年度のフジテレビのAVOD配信は、再生数が約７億1990万再生、UB数が約4560万UB、総視聴時間が約３億1030万時間。フジテレビが「年度AVOD三冠」を獲得するのは初めてとなる。フジテレビでは2022年度に、AVODの配信数が大きく成長しており、再生数は前年度比142％と大きく伸びている。
とくに好調だったのは、連続ドラマの見逃し配信。その中でも際立った存在感を示したのは、10月クールに放送された木曜劇場『silent』である。川口春奈が主演を務め目黒蓮が共演した木曜劇場『silent』は、第１話の放送後１週間における見逃し配信が531万再生を記録した。第２話、第４話でも記録を更新し、第４話の放送後１週間における見逃し配信は688万再生を獲得した。全11話の見逃し配信の再生数累計が6191万再生を記録するなど、圧倒的な配信数を獲得した本作は、優れたデジタルコンテンツの制作者を讃える「AMD Award 理事長賞」や、TVerにおいて年間で最も視聴されたドラマを表彰する「TVerアワード ドラマ大賞」など、数多くの賞を受賞した。2022年度でのAVOD配信数では、木曜劇場『silent』が9172万再生を獲得し、フジテレビの2022年度のAVOD三冠に大きく貢献した。
また、2022年４月からフジテレビの水曜22時枠が新たにドラマ枠となり、ゴールデン・プライム帯のフジテレビ制作のドラマ枠が月曜21時枠、水曜22時枠、木曜22時枠の３枠に増えたことも、AVOD配信数を押し上げる一つの要因となった。新枠の水曜22時枠では、『ナンバMG５』、『親愛なる僕へ殺意をこめて』など話題作を続々と放送し、見逃し配信でも人気を博した。
さらに、過去に放送したドラマのAVOD配信も好調だった。夏から初秋にかけては、映画『沈黙のパレード』公開に合わせて、名作『ガリレオ』シリーズを一挙配信し、先ごろ発表された「TVerアワード」でも特別賞（過去作品）を獲得、さらに映画『Dr.コトー診療所』、映画『イチケイのカラス』公開に合わせてそれぞれのドラマシリーズをAVOD配信するなどして、フジテレビらしく映画、放送、配信を有機的にマルチ展開。さらに、2023年３月から、開局65周年イヤー（記念日は2024年３月１日）の始まりを記念してTVerおよびFODにて『フジテレビ春の名作ドラマ祭り65』と題し、フジテレビ史上最大となる65タイトルにおよぶ過去作品ドラマの無料配信を実施し、多くの視聴を集めた。『ロングバケーション』、『ラブ ジェネレーション』、『ミステリと言う勿れ』、『リッチマン、プアウーマン』など、フジテレビの人気作品が配信され、大きな話題となった。
バラエティーでは、『人志松本の酒のツマミになる話』、『突然ですが占ってもいいですか？』などの見逃し配信が人気を集めた。また『トークィーンズ』や『千鳥の鬼レンチャン』など、2022年度に新たにレギュラー番組となったバラエティー番組の見逃し配信も好調で、配信数を伸ばしている。
アニメでは、連載25周年記念イヤーに公開され、興行収入197億円、動員人数1,427万人を突破する記録を打ち立てた劇場版最新作『ONE PIECE FILM RED』のことも記憶に新しい『ワンピース』シリーズがTVerのアニメ番組総再生数１位の快挙を達成し、「TVerアワード特別賞（アニメ）」に輝いた。
現在、４月10日（月）スタートのフジテレビ開局65周年特別企画『風間公親－教場０－』の放送を記念して、特別に『教場』シリーズ過去２作の無料配信を期間限定で行っている。ほかにも人気ドラマ、話題のバラエティーをラインナップするほか、『めざましテレビ』ではレギュラー情報生放送番組初の見逃し配信となる『さくっと！めざましテレビ』を、４月３日（月）よりスタートしたばかり。
フジテレビでは、放送と合わせて配信でも様々な番組を楽しんでいただける環境を目指し、TVer、FOD無料などの無料配信プラットフォームで楽しんでいただける「AVOD」に加え、FODプレミアムでは「SVOD」（定額制動画配信）や「TVOD」（都度課金型動画配信）も展開している。さらに、2022年４月からは、ゴールデン・プライム帯を中心に放送と同時に番組を視聴できる「リアルタイム配信」をTVerでスタートさせている。本年度も、視聴者の皆様の幅広いニーズに応えるべく、放送・配信・映画・パッケージなどさまざまな手段を通して、創造性にあふれた魅力的なコンテンツを届けていく。
※配信数はいずれもTVer、GYAO!、自社配信サービス（フジテレビの場合はFOD）の合計値。ビデオリサーチ調べ。
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