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国上将大&西銘駿、『Love Sea ~愛の居場所~』で魅せる愛の形【インタビュー】

島のツアーガイドと都会の人気恋愛小説家の関係を描いたタイBLドラマ『Love Sea』の日本リメイク版となる『Love Sea ~愛の居場所~』。本作は、都会に暮らす人気恋愛小説家と島の人気ツアーガイドの、育った環境も価値観も正反対の二人が、愛の居場所を見つけるまでの物語を描いた本作は、8月11日にFODでの独占配信、地上波放送がスタートし早速盛り上がりを見せています。

今回は、そんな注目作でW主演を務める国上将大と西銘駿にインタビュー!お互いの印象や、撮影の舞台裏について語っていただきました。

【インタビュー】ドラマ『Love Sea ~愛の居場所~』国上将大×西銘駿

――本作への出演が決まったときの率直なお気持ちを教えてください。

国上:世界中から愛される作品というのと、自分自身初めてのドラマ出演で主演に抜擢していただいて、すごくプレッシャーがありました。ですが、選んでいただいたからには、いい作品を届けたいという覚悟も生まれて、頑張ろうと思いましたね。

西銘:僕も、ドラマの主演がかなり久々だったので、すごく嬉しかったです。決まった瞬間から早く撮りたいってずっと思っていました。

――初めて台本を読んだ際はどんな感想を抱きましたか。

国上:タイの原作は台本をいただく前から一通り見させていただいて。そのイメージがある中で台本を読み始めたら日本の作品らしい言葉選びや表現がされていて、「こうやって日本版リメイクされるんだな」と実感しました。その頃は駿くんが自分の相方になることを知らなかったので、愛さんってどんな人がやるんだろうというワクワクもありつつ、僕はこういう風に演じたらいいのかなって考えていました。

西銘:可愛らしい雰囲気のBLなのかなって想像していたんですけど、台本を読んだら、気持ちや関係性をすごく丁寧に描いたシーンが多くて、これはしっかり向き合わないと!って思いました。愛についてどれだけ深く知って、ちゃんと届けられるかを考えるところからスタートしましたね。台本を読んだあとにタイの原作も見たんですけど、その描き方が本当に美しくて。撮影現場でもすごくきれいに撮っていただいて感動しました。最初は驚きもありましたけど、今は本当にいい作品だなって胸を張って言えます。

――お互いの初印象と、撮影を通じた現在の印象を教えてください。

国上:ダイビング練習を一緒にしたのが初めての顔合わせだったんです。僕が最初に練習場に着いて、ちょっとして駿くんがエレベーターから出てくる姿を見たんですけど、その時の姿が真っ白で。劇中で「愛さんは白い」というような台詞があるんですけど、まさにそんな感じで、第一印象は「愛さんだ!」と感じました。今は、若干日に焼けた?

西銘:ドラマに向けて、日焼け止めを塗ったり家から出なかったり、対策をバッチリ重ねて真っ白な状態を維持していたんです。今はもう焼けましたね。

国上:今日久々に会ったんですけど、少し焼けたなって感じます。見た目の変化で言うと(笑)。でも、中身の変化はいい意味で最初から変わらなくて。いつも場の雰囲気を明るく作ってくださるんですよね。おかげで撮影期間を経て心を開いていくというより、最初から素でいられたので、もちろんいい部分は増えていくんですけど、ベースの部分はあんまり変わらないですね。

西銘:最初の印象は、海心だと思いました。台本を読んだ時にイメージした通りの人が来てくれて。だから、会った瞬間からお芝居ができることが楽しみになって、僕もより一層愛に近づけるように努力しようと思いました。マサじゃないとこの海心は生まれてなかったなって思うくらい、ピュアで真っすぐな部分がすごく似ているなって思います。
今の印象は、天然なところや抜けてるところもたくさんあって。しっかりもしてるんですけど…お互い補い合ってるよね。島で生活するときに、僕は何も持ってこなかったんですけど、マサがドライヤーやシャンプー、何から何まで全部使っていいよって言ってくれて、頼もしいなって。

国上:撮影期間中、駿くんが別の仕事も並行して色々やっていたので、凄く忙しいだろうなって。島に行く日も別の仕事の後に合流するっていうスケジュールだったので、準備もちゃんとできないんだろうなって思って。同じ部屋だったし、一緒に使えるものだったら貸せるから、色々持っていきました。

西銘:こういうしっかりした一面もあれば、メイク室の扉から出るときに、毎回部屋の電球に頭をガンッてぶつけて(笑)。当たる度に「気をつけよう」って言うの、5回は見ました。毎朝悔しがってて、俺は「当たるぞ~」って思いながら見て、当たった!って楽しんでましたね。

国上:靴を脱ぐ段差のところに電球があるんですよ。だから、ちょうど目線が下にいったタイミングで電球があるんで、罠なんです!しかも朝だし、寝ぼけながら歩いてぶつかるっていうのは、毎朝ありました(笑)。

西銘:部屋を仕切る透明なドアがあるじゃないですか。それを寝るときに閉めて、朝寝ぼけてぶつかったり、天然な部分やビビりなところとかありますね。男らしいところやしっかりしてるところもあるんですけど、抜けてる部分もあるので、キュートでいいなって思います。一緒に生活して気づくこともたくさんあるんだよね。

国上:島での共同生活をする上で整理整頓はちゃんとしないといけないと思うんですけど、僕が食べたものを駿くんが「これやるね」ってぱーっと持っていくんですよ。その度に「やべ、またやっちゃった」って思いつつ、いい笑顔で「ありがとう」って(笑)。

西銘:僕は別にストレスもないし、テーブルを綺麗にしたいから次々と持って行っちゃうんですよ。マサは「ありがとう~ごめんね」って言いつつ絶対動かない(笑)。やらないことをやってあげたいと思うし、自分ができてないところをやってくれるっていう部分が、補い合っている感じがあって、すごく助けられました。

国上:僕もいっぱい助けられました。

――島でのロケが特に多かったと思いますが、撮影中の印象的なエピソードはありますか?

西銘:あのシーン、緊張してたよね!すごく反省してて、可愛かった。実際に島の人たちを集めて、その人たちに向けて島の魅力を語るシーンで。初めて一般の方を入れての撮影だったので、多分すごく緊張してて…。

国上:めちゃくちゃ緊張しました。あれが一番緊張したかもしれない(笑)現地の人が実際にエキストラとして入るのがすごく面白いなと思って。空き時間でご飯屋さんに行ったときに、エキストラで出ていた人がいらっしゃるんですよ。海心自身は、島のみんなが多分知り合いだろうし、島の人たちとの近い距離感を感じることができました。店に行ったら誰かしらに会える状況が島ならではの経験かなと思って、その気持ちを理解することができてよかったです。

――お二人が感じる本作の魅力と見どころは何ですか?

国上:島での撮影をする機会っていうのは中々ないと思うんですけど、島でのロケ場所ならではの海の景色だったりダイビングの絵だったりを綺麗に撮っていただいて。そこが注目してほしいポイントの一つです。

西銘:愛と海心で生まれた環境が全く違うんですよね。そういったところで、愛が元々持っているトラウマを、真っすぐな海心がどのように心の変化を与えていくか、愛の感情の変化みたいなものを読み取ってもらいたいです。あと、二人の関係がすごくもどかしくて、でも着実に1歩1歩近づいていく姿も楽しんでいただけたらと思います。

――最後に、視聴者の方へメッセージをお願いします。

国上:原作ファンの方にもぜひ見ていただきたいですし、僕たちにしかできない『Love Sea ~愛の居場所~』をお届けできると思います。ぜひこの世界観を楽しんでいただきたいです。

西銘:スタッフやキャストが一体になって一つの作品を作り上げることによって、本当にいい作品になっていると思います。登場人物がトラウマを乗り越え、好きから愛しているという感情に変わる瞬間だったり、凄く深いところも見れるような作品でもあるので、美しい島の風景と共に見てほしいです。

――ありがとうございました!

ドラマ『Love Sea ~愛の居場所~』は毎週月曜日25時15分から地上波放送中。また、FODでは独占見放題配信を行っています。

◇ドラマ『Love Sea ~愛の居場所~』概要

タイトル 『Love Sea ~愛の居場所~』(全12話(本編全10話+SP版全2話))
初回放送 8月11日(月)25時15分~放送開始(関東ローカル)
月曜25時15分~25時45分放送予定
※放送日時は予告なく変更となる場合があります。予めご了承下さい
※放送終了後、FOD・TVerにて見逃し配信あり
初回配信(FOD) 8月11日(月)25時15分~ノーカット版を独占配信開始
出演 国上将大、西銘駿、土生瑞穂、川津明日香 他
スタッフ 原作:MAME Orawan Vichayawannakul
製作:「Love Sea ~愛の居場所~」製作委員会
製作幹事:東映ビデオ
製作プロダクション:レ・スタ
製作協力:Magic Cube Entertainment Co., Ltd.
プロデューサー:中野剛 竹村友里
アシスタントプロデューサー:蒋嵐
脚本:灯敦生
監督:綾部真弥 灯敦生 のむらなお
配信ページ https://fod.fujitv.co.jp/title/912p
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