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初対面は「イケメン」?『あなたを殺す旅』W主演・和田雅成と髙橋大翔が語る9歳差の“兄貴肌”な関係

2025年9月26日(金)20時よりFODにて配信開始するドラマ『あなたを殺す旅』に出演する和田雅成と髙橋大翔にインタビューを行いました。本作は、「ヤクザ×BL」をテーマにした、浅井西の同名コミックの実写ドラマ化で、多くの組員から愛されるヤクザの若頭と、彼を殺すという密命を背負い、旅を共にすることになる組員の旅路を描きます。

今回は、W主演を務める2人に作品への想いや撮影秘話を語っていただきました。

【インタビュー】ドラマ『あなたを殺す旅』和田雅成×髙橋大翔

――ドラマの出演が決まった時の率直なお気持ちを教えてください。

和田:シンプルに嬉しかったです。ただ、BLという世界にがっつり飛び込むのは初めてだったので、お客さまがどう受け止めてくれるか、不安と楽しみが半々でした。

髙橋:周りにBL作品をやっている友人も多く、自分も挑戦したいという気持ちがあったので、お話をいただいて「やってやろう」という意気込みでやっていました。

――脚本や原作を読んだ時の感想はいかがでしたか?

和田:原作は1コマの意味が読者に委ねられる部分が多い作品だと感じていましたが、脚本はそれを丁寧に説明してくれていたので、分かりやすい反面、演じる上では難しい部分もあるなと思いました。

髙橋:原作はセリフが少なく、絵で説明している部分が多かったので、その余白を演じる上で意識する必要があると感じました。

――「ヤクザBL」という新しいジャンルへの挑戦で、役作りにおいて工夫した点や意識した点はありますか?

和田:BL作品もヤクザものもたくさん見て研究しました。ただ、演じた片岡は、どちらにも当てはまらない部分があると感じました。この作品はBLと謳っていますが、人間として愛したのが小田島だっただけなんですよね。女性ともそういう関係を持つ役だったので。そういったものも含め、作品の持つ魅力を伝えることを一番に意識しました。

髙橋:僕自身とはかけ離れた存在の小田島という役で、彼が持つ悲惨な過去は自分の人生では補えないものでした。なので、一つひとつ丁寧にバックボーンや背景を作り込み、それがしっかりと佇まいとして伝わるよう意識しながら役を作っていきました。

――お互いの初対面の印象と、撮影を通して変わったことはありますか?

和田:知らないところを知っていくっていうところで、もちろん仲の深さは変わっていったと思うんですけど、めっちゃ変わったかって言われたらそんなこともなくて。最初はクールな印象だったんですけど、大翔と一緒にやっていくと意外とボケたりするんだなという新たな一面が見えてきて。でも今もクールさはあるし、印象が大きく変わったという感じではないですね。

髙橋:僕は初対面と今で全然違います! こんなに兄貴肌な人だったんだと。「任せろ、俺に」っていう感じが今凄くあるので、そこは最初会ったときとだいぶ違う印象です。

和田:なんなんこいつ、ってなってた?(笑)

髙橋:いや、最初はイケメンがいるなって(笑)。

和田:年齢も9個離れてるんですけど、最初はそれも分からなかったもんね。

髙橋:そこまで離れてる感じもしなくて。だから同年代の親近感のある方だなという印象が強かったんですけど、ご一緒していくと「めっちゃ兄貴だ」って実感しました。「片岡を演じているからこうなっているのか」とも思ったんですけど、撮影で役を通して和田さんと関わるうちに、プライベートでも頼れる部分は変わらないのでそういう人なんだなと確信しました。

――本作の魅力について教えてください。

和田:ヤクザとBLということで、綺麗な世界もヤクザの泥臭い世界も、いいバランスで描かれているんですよね。血も出るし、ドンパチだったり殴り合いもあるし。僕らが通ってきたようなBLにはない泥臭い世界も描かれていますが、そういうシーンもすごく綺麗に撮っていただいているので、どちらの良さも感じられると思います。ヤクザものが好きな人にも、BLが好きな人にも見てほしいです。

髙橋:タイトルから怖い印象を持たれるかもしれませんが、だからこそ、僕たちの思いの深さや重さが際立っていると思います。裏社会が舞台だからこそ、純粋さや真っ直ぐさが感じられる部分もあるので、そこに注目していただきたいです。怖いシーンもありますけど、もちろん胸キュンできるシーンもありますし、見終わった後には余韻に浸れる作品になっていると思います。タイトルの意味も、見終わった後は見え方が変わってくると思うので、そういった部分でもしっかり最後まで見ていただきたい作品です。

――撮影中の印象的なエピソードはありますか?

髙橋:2人とも虫が苦手で、山奥での撮影シーンがあったんですけど、そのときは2人で「キャーキャー」騒いでいました(笑)。片岡は虫が苦手な役だったから撮影中ちょっと嫌がりながらでもよかったけど、小田島はそうじゃないので、冷静でいなければいけないのがだいぶ難しかったです。

和田:確かに。あと、暑い寒いがすごかったなって。山奥で撮影していたので、5月6月なのにベンチコートを着てカイロを貼っていたりするくらい寒くて。かと思えば次の日は暑かったり。そういう寒暖差との戦いはありました。

――本作のタイトルにちなんで、もし2人で旅に出るとしたらどこに行きたいですか?

和田:撮影では一緒に過ごしていたんですけど、プライベートで一緒の時間を過ごすっていうことがそんなに長くなかったので、どこに行っても楽しいと思うんですよ。相手を知れることばっかりなので。

髙橋:行くところ決めましょう!

和田:よっしゃ! じゃあ、沖縄で(笑)。アクティブに動く部分がめっちゃあるのと、僕はのんびりするのが割と好きで。のんびりしながら、2人で酒を飲んでただただ食べるだけでも、その人自身の空気をだいぶ知れるんじゃないかなって思います。だから、北海道っていうのもね。

髙橋:でも北海道だとのんびりしちゃう…(笑)。僕はアクティブな旅行をしたいので、大阪に行きます?

和田:いいね!普通にいいかも。USJに行って、お互いの故郷に行って…おもろいかもね!俺そういうのめっちゃ好き。

髙橋:新喜劇とか行って…

和田:コテコテなとこ行くやん!(笑)

髙橋:グリコも撮りましょ!で、たこ焼き食べて。

和田:結局、写真とか撮って、ただただ一緒にわちゃわちゃやってたら楽しいんだろうね。

髙橋:確かに。わちゃわちゃできるところがいいなと思います。

――最後に、読者・視聴者の方へのメッセージをお願いします。

和田:素晴らしく綺麗なロケーションで撮影していたのでぜひ見てほしいです。天候も危ういところはあったんですけど、晴れ間が入ったときに海が綺麗に映ったりしたシーンもあって。撮りたい画がかなり撮れていて、原作の魅力も存分に伝わる作品に仕上がっていると思います。ヤクザとBLという一見交わらないようで、実はすごく相性がいいものなんだと感じてもらえるはずです。そこがこの作品の最大の魅力だと思うので、ぜひ楽しんでほしいです。

髙橋:僕は培ってきたものすべてを出し切ったつもりです。それくらいの準備をしてきた自信もありますし。素晴らしいスタッフとキャストの皆さんと一緒に作ったこの作品を、とにかく見てほしいです。BL作品としてだけでなく、人間ドラマとしても楽しめると思うので、僕のすべてが詰まった作品をぜひご覧ください。

――ありがとうございました!

ドラマ『あなたを殺す旅』は、2025年9月26日(金)20時よりFODにて独占配信スタート。2人の旅の行く末を、最後までお見逃しなく。

◇ 『あなたを殺す旅』概要

タイトル あなたを殺す旅』(全6話)
配信 9月26日(金)20時~#1・#2独占配信開始
以降毎週金曜日20時最新話配信
※#1無料
※配信日時は予告なく変更となる場合があります。
出演 和田雅成/髙橋大翔
遊屋慎太郎/堀 海登/寺中敬輔/工藤俊作/小沢真珠 他
※髙橋の「髙」は、はしごだかが正式表記
スタッフ 原作:浅井 西「あなたを殺す旅」(徳間書店Charaコミックス/コルク)
主題歌:山本大斗「徒然 - Tsurezure」
監督:上條大輔
脚本:高橋ナツコ
音楽:鷹尾まさき
プロデューサー:片山武志(カルチュア・エンタテインメント)、鹿内植(フジテレビ)、村田亮
制作プロダクション:アンリコ
製作:「あなたを殺す旅」製作委員会(カルチュア・エンタテインメント フジテレビ)
URL https://fod.fujitv.co.jp/title/10brhttps://fod.fujitv.co.jp/title/10br(配信ページ)
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