【KYOJO CUP】2年目の開幕戦を富下李央菜が独走で制す:Round1結果
レースを制したのは、#39 富下李央菜(OPTIMUS CERUMO・INGING KC-MG01)。スタート直後こそ後続に接近を許したものの、すぐに自身の走りに集中してペースを立て直すとその後は隊列の先頭を独走し、最終的に2位に2.7秒の大差をつけてトップチェッカーを受け、見事開幕戦を制覇した。
KYOJO CUP Round1結果
2位には、2番グリッドからスタートした#10 ジョアンヌ・チコンテ(FLEET KDDP KC-MG01)が入った。前日の経験を活かした好スタートで富下に襲い掛かり、オーバーテイクは叶わなかったものの、プレッシャーを与えつつ3番手以降を引き離して2戦連続の2位表彰台を獲得し、ポテンシャルの高さを発揮した。
若手やルーキーが頭角を現すなか、経験豊富な先輩ドライバーも存在感を示した。2024年王者の#36 斎藤愛未(SCS TOM’S KYOJO KC-MG01)は、スタートで出遅れ順位を落とすも、5台をオーバーテイクする怒涛の追い上げをみせ3位表彰台を獲得。タイトル経験者が貫禄の走りを見せつけた。
次戦は7月18日(土)・19日(日)に、全日本スーパーフォーミュラ選手権との併催大会として行われる。
| Pos | Name | Car | Total Time |
|---|---|---|---|
| 1 | Riona Tomishita | OPTIMUS CERUMO INGING KC-MG01 | 26’23.751 |
| 2 | Joanne Ciconte | FLEET KDDP KC-MG01 | 26’26.532 |
| 3 | Aimi Saito | SCS TOM’S KYOJO KC-MG01 | 26’30.540 |
| 4 | Miki Onaga | nat KDDP KC-MG01 | 26’32.364 |
| 5 | Ai Miura | Team ReFa KC-MG01 | 26’32.847 |
| 6 | Kokoro Sato | OPTIMUS CERUMO INGING KC-MG01 | 26’33.962 |
| 7 | Rio Shimono | Dr.Dry with Team IMPUL KC-MG01 | 26’37.683 |
| 8 | Hana Burton | SCS TOM’S KYOJO KC-MG01 | 26’37.794 |
| 9 | Sara Matsui | KeePer KONDO RACING KC-MG01 | 26’40.284 |
| 10 | Rami Sasaki | nat KDDP KC-MG01 | 26’40.779 (26’35.779+5秒) |
| 11 | Kilei Kanemoto | ミハラ自動車エムクラフトKC-MG01 | 26’44.944 (26’39.944+5秒) |
| 12 | Marie Iwaoka | FUKUDA racing KC-MG01 | 26’47.827 |
| 13 | Itsumo Shiraishi | Team ReFa Aira KC-MG01 | 26’48.043 |
| 14 | Sitarvee Limnantharak | INGING 2W Singha Sittipol Nexter KC-MG01 | 26’48.758 |
| 15 | Paige Raddatz | 富士山静岡レーシングKC-MG01 | 26’54.118 (26’49.118+5秒) |
| 16 | RINA ITO | 富士山静岡レーシング KC-MG01 | 26’59.430 |
| 17 | Ryu Yamamoto | ARF★お先にどうぞ★KC-MG01 | 27’01.062 |
| 18 | Kelsey Pinkowski | VINIA KDDP KC-MG01 | 27’01.944 |
KYOJO CUPとは?
女性ドライバーたちが己のプライドと技術を懸けてガチンコで競い合う、日本初の女性限定レース「KYOJO CUP」。記念すべき10年目のシーズンを迎える本大会は、女性ドライバーがモータースポーツ界でさらに輝ける舞台を作ることを目的に、日本人初のル・マン24時間レース総合優勝者であるレジェンド・関谷正徳氏が発起人となって立ち上げたものである。昨年からはレース車両が本格的なフォーミュラカーへとスイッチしたことで、よりハイスピードかつ高度なドライビングテクニックが要求されるようになり、国内のみならず海外のモータースポーツファンからも一層の熱い視線が注がれている。
本レースの最大の魅力は、極限まで追求された「イコールコンディション」にある。車両やタイヤがワンメイク(単一仕様)に統一されているだけでなく、マシンの管理から日々のメンテナンスに至るまで、すべてを事務局が一括して担当するという徹底ぶりだ。これにより、資金力やチーム体制によるマシンの性能差は完全に排除される。言い訳のきかない状況下で勝敗を分けるのは、ドライバー自身の純粋なテクニック、一瞬の判断力、そして絶対に負けないという強靭な精神力のみ。コース上では、女性たちの闘志が火花を散らす、息を呑むような熱いバトルが毎戦繰り広げられる。
迎える2026シーズンは、これまで以上に激しいタイトル争いが予想されている。最大の注目は、昨年のレースを席巻した圧倒的王者・下野璃央選手だ。彼女の連覇を阻むべく、過去に2度のチャンピオンに輝き、満を持してシリーズ復帰を果たす実力者・三浦愛選手をはじめとする強敵たちが虎視眈々と王座を狙う。若手の台頭とトップドライバーたちの意地が激しく交錯する中、果たして誰がトップでチェッカーフラッグを受けるのか。毎周回がクライマックスと言っても過言ではない、一瞬たりとも目が離せないエキサイティングなシーズンから目が離せない。
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