【ネタバレ】ラッセル初のグランドスラム!『F1™ R.A.W.』でアゼルバイジャングランプリを分析

F1 【ネタバレ】ラッセル初のグランドスラム!『F1™ R.A.W.』でアゼルバイジャングランプリを分析
F1の魅力を独自の視点で紹介し、データの裏にある真実を読み解くFODの進化型情報番組『F1™ R.A.W.』。9月30日の配信回では、サッシャと元F1ドライバーの中野信治氏が、アゼルバイジャングランプリを振り返りました。今シーズン苦戦が続いていたG.ラッセル(メルセデス)が、M.フェルスタッペン(レッドブル)とのコンマ196秒差の接戦を制した一戦を、映像とデータで読み解きます。

9月30日配信回の見どころハイライト

・ラッセルがキャリア初のグランドスラムを達成!
・バクーの壁が一夜で黒から黄色に?
・レッドブルが2024年以来のダブル表彰台!
・最終ラップ、フェルスタッペンの猛追はわずかに届かず
・ノリスの「出場停止」発言にドライバーたちはどう答えた?
・山越陽悠がF2デビュー戦で初ポイント!

ラッセルが予選から異次元の速さ! 壁の色が変わった理由とは

週末を通して際立っていたのが、ラッセルの速さです。予選では2番手以下にコンマ8秒もの差をつけてポールを獲得しました。ポール争いが期待されたフェルスタッペンは、エンジンの不調に加えて、L.ノリス(マクラーレン)のコースオフで出た黄旗にも阻まれ、8番手に沈みます。

「何が違うのか」というサッシャの問いに、中野氏は「メルセデスのPU(パワーユニット)はエネルギーマネジメントが抜群。細かい全開区間でもしっかり全部取りにいけている」と、マシン面のアドバンテージを指摘しました。

予選の話題では、サッシャがある変化に気づいていました。ターン2とターン3のイン側の壁が、初日は黒だったのに予選の日には黄色に変わっていたのです。これはノリスがドライバーズミーティングで求めたもので、中野氏は「ボトムスピードを上げていくコーナーなので、視認性がいいほうがドライバーとしては助かる」と、その効果を認めました。

コンマ196秒の決着! ラッセルの完勝とレッドブルの猛追

決勝では、ラッセルが序盤から逃げる一方、後方から一気に順位を上げてきたのがレッドブルの2台でした。ソフトタイヤで4番手からスタートしたI.ハジャーと、ミディアムタイヤで8番手からスタートしたフェルスタッペンが次々とオーバーテイクを決め、5周目には3位と4位に並びます。

展開を変えたのはセーフティカーでした。A.アルボンのクラッシュをきっかけに、フェルスタッペンはソフトタイヤに履き替え、36周目のリスタートで2番手に浮上します。ここからラッセルとの一騎打ちが始まりました。39周目のリスタートでは、ラッセルがウィービング(マシンを左右に振る動き)で巧みにフェルスタッペンを抑えます。中野氏は「あえて動きを大きくして、タイミングをずらした」と、その上手さを解説しました。

勝負は最終ラップまでもつれました。ブーストを失っていたラッセルに、フェルスタッペンがじわじわと差を縮めます。事実上の最終コーナーとなるターン16を立ち上がると、ストレートで猛追して並びかけましたが、わずかに届きませんでした。

結果はコンマ196秒差。ラッセルはキャリア初のグランドスラム(ポールポジション、全周回リード、ファステストラップ、優勝)で今シーズン3勝目を挙げました。中野氏は「マックス・フェルスタッペンの強烈なプレッシャーの中、ノーミスで走り切ったのは素晴らしかった」とたたえています。復帰初戦のハジャーも3位に入り、レッドブルは2024年の中国グランプリ以来のダブル表彰台を果たしました。

コラピントのクラッシュとノリスの「出場停止」発言

フェルスタッペンが2番手に浮上した36周目のリスタートでは、後方で多重クラッシュが起きていました。F.コラピント(アルピーヌ)がターン1で止まり切れずにチームメイトのP.ガスリーと接触し、ノリスも巻き込まれたのです。

この件ではノリスが出場停止に言及しましたが、ドライバーたちの間では「厳しすぎる」という意見で一致しました。中野氏も「混戦の中でブレーキングポイントをミスしてしまった、本当に小さなミス。どのドライバーも犯す可能性がある」と分析しています。ノリス自身もその後、Instagramでコラピントに謝罪しました。

山越陽悠がF2デビュー戦で初ポイント

同じ週末のバクーでは、山越陽悠がF2にデビューしました。フィーチャーレースは17番手からのスタートでしたが、多くのドライバーがリタイアした大きなクラッシュを生き残り、オーバーテイクも見せて9位に入り、初ポイントを獲得しています。中野氏は「プラクティスもなく初めてのマシンで結果を残した。頭のいいドライバー」と高く評価しました。

次戦は、2017年以来のF1開催となるマレーシア・セパンでの「バーレーングランプリ in マレーシア」です。中野氏が「ドライバーを気持ちよくさせてくれない」と話す攻略の難しいコースで、どんな戦いになるのか。FODの全セッション完全生中継で、ぜひ見届けてください。

進化型情報番組『F1™︎ R.A.W.』とは?(番組概要)

サッシャ氏と中野信治氏の最強コンビがお届けする新番組『F1™︎ R.A.W.(エフワン・ロウ)』。なぜあのタイミングでタイヤを替えたのか、なぜ逆転が生まれたのか……そういったレースの「核心」に迫り、Realtime(リアルタイム)・Analytical(分析)・Witness(目撃体験)の3つの視点からデータの裏にある真実を読み解く、F1™を骨の髄まで楽しむための進化型情報番組となっています。

『F1™︎ R.A.W.』の配信を見るなら?

番組タイトル 『F1™︎ R.A.W.』
配信日時 毎週水曜日 21時~(配信スケジュールは変更となる場合があります)
出演 サッシャ、中野信治
視聴プラン FOD F1™︎プラン(2026年シーズン全24戦・全セッションライブ配信・見逃し配信対応)