【レポート】佐藤隆太・岡田義徳・塚本高史が登壇！『THE３名様Ω』完成発表会イベントレポートを公開！

（C）石原まこちん／フジテレビ

FODにて、５月24日（金）20時より配信スタートするFODオリジナルドラマ『THE３名様Ω』の完成発表会を、５月22日（水）にフジテレビマルチシアターで開催しました。

ドラマ『THE３名様Ω』は、石原まこちんによる日本の同名漫画が原作で2005年に実写ドラマとしてスタートしました。佐藤隆太、岡田義徳、塚本高史が演じる３人組のフリーターが深夜のファミレスでダラダラとゆるい会話を繰り広げる様子を描いた“だけ”の脱力感のあるゆるい内容が話題となったドラマです。内向的性格からグループ内では一番下の扱いを受けるジャンボを佐藤隆太が演じ、マイペースで無口だが呟く言葉には重みがあり、最初は大人しい性格だったのが、だんだんと他の客の目や、迷惑を顧みない傍若無人な振る舞いをするようになってしまった、３人の中で行動面が一番常識に欠けている、まっつんを岡田義徳。グループ内では自称リーダー、スケールの大きいことをよく豪語しますが客観的に見れば“口だけ”タイプのミッキーを塚本高史が演じます。

完成発表会は有観客で行われ、抽選で当選した『THE３名様』ファンを招待し、出演者３人がおすすめする未公開の３エピソードを視聴した後、佐藤隆太・岡田義徳・塚本高史が登壇し、ドラマのプロデューサー・監督を務めた森谷雄の司会進行のもと開催しました。

森谷の紹介で３人が会場の後方から登場し挨拶を促されると、佐藤から「挨拶と言いますけどね。ちょっと違和感だらけなんですよね。なんで後ろから出てきたん。バレてるし。レッドカーペットを歩かせたいならこっち！」とステージ上のカーペットを差し森谷を責めたて、観客を笑わせました。監督と仲が良いことをうかがわせるワンシーンから完成発表会はスタートしました。

過去作を振り返る場面では、三者声を揃えて「若っけーなー！」そして佐藤から「まっつん丸くなったねー！」、岡田は「変な汗かいた」と、さらに佐藤から「みんななんか悪かった感じなんですね。ジャンボも1話の時って結構ドガっている！ちょっとずつ丸くなって、（みんな）すごい攻めたファッションしてます(笑)」塚本からは「いや、もう今じゃ絶対着ないような服ばっかりだよね！」「今もすごいんですけどね(笑)」と佐藤がツッコミを入れ、終始息の合ったトークが繰り広げられます。

今回配信開始される新作ドラマの紹介では、佐藤から「基本的には、まあまあ今日みたいな感じなんです。サザエさんスタイルです。３本を1話、３本×全８話かけるので24本あります。さらに、そこにおまけがついて、結局４エピソード、計30本以上あります！」と、お得感満載な紹介をしました。塚本から「よりこの３人の絆、もしかしたらほろっと泣けちゃうような、こいつらめちゃくちゃ想いあってるじゃん。というシーンが随所に散りばめられているので、なにイチャイチャしてんだよ、結局３人大好きじゃんお前ら！っていうところが見どころ」と今までの作品とは一味違うこと語りました。

観客から「サザエさん方式で、年を取らないのですか？」と質問があり、塚本から「敢えてあえて年は公表してない」と。佐藤からは「ここまで来るとみなさんで、想像してもらった方が面白いんじゃないかって。実は当初、台本の中にも年齢についての話が出てきたんですけど、敢えて全部とったんです」岡田から「それなりに年取っているから（笑）」、塚本から「40オーバーの３人だから、俺らはいつまで続けられるかもわかんないし。だけど、よっしーのちゃんちゃんこ（還暦）までは絶対やりたいな！」と会場を盛り上げました。

ここで特別ゲストが登場し、原作者であり脚本を担当する石原まこちん先生と、ウェイターの川守役で長年出演している小林大介が登場しました。小林から「さっきサザエさんの話、年齢が変わらないって。１人だけちょっと波平になってきてるんですけど。年の重ね方は、僕の頭を見て感じてもらえればと思っております」と会場を笑わせました。まこちん先生からは、当初の映像化が決定した際に「（漫画の編集担当から）最初の打ち合わせで100％ない話だと思って聞いてくれって。100パーセントないけど、映像化の話が来てるって言われて、実際に現場に行くまで映像化されることが信じられなかった」という裏エピソードを明かしました。

また、撮影時のエピソードでは、佐藤から「撮影の合間でビッグボーイの外に出たら、駐車場でめちゃくちゃケンカしている男女がいて、男性の方と目が合っちゃったんです。こえーと思っていたら、“３名様ですか！！大好きなんですよ！！”」と、思いもよらずケンカを収めたことを明かした。また、撮影は公表されずに行っていたが、ある日ビッグボーイの店の前に、子供からの応援の手紙があったというほのぼのエピソードも明かされました。

観客から「また舞台をやることはありますか？」という質問に対し、塚本から「来年８月３日で３名様20周年だから、そこでは何かやっていいのかな？舞台はイヤだけどイベントをやりたい」と、さらに「ファンミ―ティングの予定はないのですか」という問いに「ファンクラブ会員の集い、そこで舞台とか、ちょっとコッチ（お金）が絡むけど、入ってくれたりすればこっちも考える！」と塚本が豪語し、会員カードはまこちん先生が書いてくれるというファンを期待させる提案がありました。

　「印象に残っている衣装」を聞かれると、３人とも声を揃え「ホットパンツ！」と、塚本が着た衣装で「存在と言葉をはじめて聞いた。後にも先にもこれが最後かな？」と会場を笑わせました。

今回、グッズの販売も決定し「インスタライブで要望があったアクリルスタンドを作りました！」と発表しました。佐藤から「僕は本当に不信感しかなかったんですよ。買ってくれる人がいる自信がなくて。でも、もうこうなったからにはですね“３名様を色んなところへ連れてって”キャンペーンをしたいと思います！」アクリルスタンドを購入して、旅先などで写真をSNSに投稿して欲しいとアピールしました。

最後に佐藤から「前回12年ぶりに映画で復活して、１回限りの復活にしちゃダメだよね。って言ってたのが、連ドラ、映画という最高のカタチで続けることがすごく嬉しいです。今回のイベントにも、皆さん楽しんで応募してくださって、３名様に対する気持ちをビシビシ伝えてくれて、20年近く続けられすごく幸せで、感謝の気持ちでいっぱいです。我々胸を張って出せる作品に仕上がったので、明後日の配信から楽しんでいただき、夏の映画に向けてみなさんと一緒に盛り上げていきたいです」と締めくくりました。

なお、今回発売が決定したグッズについては、５月24日（金）13時より、フジテレビeショップ（https://eshop.fujitv.co.jp/）にて先行販売を開始します。また、本完成発表会の様子は近日中にFODにて無料配信予定で、５月31日（金）20時よりメイキング（short ver.）も本編と同時配信予定です。