2025年3月20日（木・祝）正午にFODで一挙配信を迎えたドラマ『HEART ATTACK』。配信開始を目前に控えた3月19日（水）に、本作の完成発表会がTOHO シネマズ六本木ヒルズで開催されました。

ドラマ『HEART ATTACK』ついに配信開始！気になる見どころは...

『HEART ATTACK』は、『インビジブル』や『ウォーキング・デッド』などの大ヒット・フランチャイズを手がける米国マルチプラットフォーム・エンターテインメント企業のスカイバウンドエンターテインメント（以下、スカイバウンド）とフジテレビによる初の共同制作ドラマです。近未来の日本を舞台に、"ヴァリアント"と呼ばれる超常的な能力を持ち、世間から迫害を受ける人々の、抑圧や権力と闘う姿や運命的な愛情の行方を描きます。

会見は観客も招いて行われ、主演の寛一郎、三浦透子をはじめ、SAKURA、めがね、阿部久令亜のキャスト陣、本作の監督を務めた丸山健志、原作者のShawn Kittelsen、主題歌を担当する冨岡愛が登壇。生田竜聖（フジテレビアナウンサー）の司会進行でスタートしました。

気になるドラマの見どころについて聞かれると、寛一郎は「みんながどのようなヴァリエーション（超能力）を持っているか、なぜそのヴァリエーションを持つことになったのか分かってくると思うので、楽しみにしてほしい」とコメント。続いて三浦は「細かいところにこだわりが詰まっていて、そのこだわりを探してほしい」とそれぞれの視点で本作の注目ポイントを紹介しました。

撮影を振り返る中で「撮影中にどうしても寛一郎に聞きたいことがあった」という阿部から「どうしたら背が高くなれますか？」と素朴な質問が。笑顔で「僕はとにかく寝てました」とアドバイスを返した寛一郎に「参考になりました。今日からいっぱい寝ることにします！」と元気いっぱいの笑顔で答えました。

ドラマの内容にちなんで各登壇者の「個人的に欲しい能力」も発表されました。奇しくも、SAKURAとめがねはともに「物を動かす能力」という回答でしたが、「日常生活を楽にするために使いたい」と話すSAKURAに対し、めがねは「普段動かしづらいものを動かしたい」と語り、微妙な違いから二人の個性がうかがえるやりとりとなりました。

過酷な撮影の裏側「真冬の倉庫で…」

残念ながら会場に来ることができなかった岸谷五朗からのメッセージ動画が紹介されると、寛一郎が岸谷と二人でサウナに入るシーンを回想。「真冬の倉庫で撮影していて。二人で裸でいて、霧吹きで水をかけられるっていう…」と舞台裏の苦労を明かしました。丸山が「機材が壊れてしまうため高熱を出せませんでした。ただ、そのぶん熱気は伝わったと思います」と語ると、三浦とめがねも「（映像を見ていて）気づかなかった！」と、初めて知る事実に驚いた様子でした。

イベントの後半には、原作コミックスの脚本を手掛けたShawn Kittelsenが登場。日本語を交えながらの挨拶で「クリエイターとして自分の世界観を世界に伝えたいとずっと思っていたため、念願が叶ってうれしい」とコメント。
また、寛一郎が原作が生まれたきっかけを尋ねると、「もともとヒーローものの戦闘ストーリーを描いていましたが、妻が戦闘ものが苦手なので、妻と自分が描いた話を共有したいと思いこの作品を描いた」と、原作の誕生秘話を明かしました。

続いて登場したのは、シンガーソングライターの冨岡。観客を前に主題歌「強く儚い者たち」を生歌唱で披露し、透き通った歌声で会場を魅了しました。冨岡の歌を聴いた三浦も感動した様子で「声が真っすぐで、言葉が胸に入ってくる感じが胸に沁みました」と感想を贈りました。

内容盛りだくさんの完成発表会の最後は、寛一郎と三浦、丸山からのメッセージ。「人間ドラマや登場キャラクターだけでなく、音楽や衣装、美術などの様々な部分が見どころになっています」（丸山）、「私自身、演じているキャラクターから勇気をもらいました」（三浦）、「1話を見たら最後まで見たくなる作品です」（寛一郎）と作品を待つファンへ言葉を贈り、イベントの終了を迎えました。

ドラマ『HEART ATTACK』は2025年3月20日（木・祝）正午よりFODにて全話一挙配信。第1話は無料で視聴可能となっています。美しい映像演出で描かれる息をのむような展開をお見逃しなく！
また、完成発表会の模様もFODで配信が予定されています。ぜひ本編とあわせてお楽しみください。

◇ドラマ『HEART ATTACK』概要