遠藤さくら(乃木坂46)が主演を務め話題となったFODオリジナルドラマ『トラックガール』。その続編となる『トラックガール2』が2025年5月17日よりFODにて独占配信中です。この記事では前作を振り返りつつ、本作の見どころに迫っていきたいと思います。
“トラックめいめい”の日常を描いた『トラックガール』シーズン1の軌跡!
この物語の原点は、SNSで一躍話題となった実在の女性トラック運転手“トラックめいめい”のアカウント。彼女が発信するリアルな日常や、仕事への情熱、そして飾らない言葉の数々が共感を呼び、その投稿をベースにドラマが誕生しました。
主人公は、22歳の女性トラック運転手・鞍手じゅん(遠藤さくら)。まだまだ男社会のイメージが強い運送業界を舞台に、時には汗を流し、時には恋に悩み、そして日々の様々なトラブルに持ち前の明るさとガッツで立ち向かっていく姿が描かれています。
シーズン1では、「じゅんちゃんは今日もゆく!」の言葉通り、遠藤演じる主人公じゅんのパワフルな毎日が描かれました。彼女が働く亀尾運輸の個性豊かな仲間たち――じゅんを優しく見守る先輩ドライバーや、お調子者ながらも憎めない同僚、そして彼女が仕事終わりに立ち寄る居酒屋のクセの強い店長との出会いや、彼らと育む賑やかで温かい日々。ハートフルコメディらしい微笑ましさと面白さを兼ね備えた作品となっています。
遠藤さくらが演じる主人公・じゅんの魅力とは?
『トラックガール』の最大の魅力といえば、やはり主人公・鞍手じゅんの存在でしょう。トラックの中型免許を所持しているだけでなく、大型免許取得も目指しているかっこいいじゅんですが、ダイエットのために荷物の搬入にフォークリフトを使わず、手積みにこだわっているなど女の子らしい面も同時にのぞかせます。非常にポジティブな性格で、他人にできることは自分にもできると信じている、そんな前向きなタイプです。仕事後に居酒屋でビールを飲むのが至福のひと時で、その豪快な飲みっぷりが毎回の見どころでもありました。
ただパワフルでポジティブなだけではありません。その豪快さの裏に隠された仲間への深い優しさ、仕事に対する真摯な姿勢、そして時折見せる年相応の繊細な一面など、彼女の多面的なキャラクターに惹きつけられてしまうでしょう。
そして、じゅんを取り巻く亀尾運輸の愉快で頼れる仲間たちや、強烈な個性を放つ居酒屋店長も、この物語には欠かせない存在です。同僚の広川勘太(望月歩)、亀尾運輸社長・吉志満(きょん[コットン])、事務職員・基山ゆり子(山野海)、先輩ドライバー・桜島毅(山口智充)、そして、行きつけの居酒屋店長(くっきー! [野性爆弾])など個性豊かなキャラクターが物語を彩ります。
特に居酒屋店長の独特すぎる存在感と、じゅんとの間で繰り広げられる抱腹絶倒の名物掛け合いシーンは、シーズン1の中でも特に記憶に残っている方も多いのではないでしょうか。
このドラマのもう一つの大きな魅力は、私たちが普段あまり知ることのないトラック運送業界の日常や、そこで働く人々のリアルな姿を垣間見せてくれる点です。長距離輸送の大変さ、荷待ちの時間の使い方、ドライバー同士のユニークなコミュニケーションなど、その描写は非常に興味深く、時に「へぇ!」と唸らされることばかり。
しかも、ただリアルなだけでなく、その厳しい仕事の中にある温かい人情味や、仲間との絆の大切さを丁寧に描き出すことで、本作は単なるお仕事ドラマを超えた、深みのあるヒューマンドラマとしても心に響くでしょう。
パワーアップして帰ってきた!『トラックガール2』の見どころ
『トラックガール2』では、どうやらじゅんの周りに新たな波乱が巻き起こるようです。じゅんが始めたSNS投稿に“いいね”が殺到しフォロワーが増加。その影響力が広がる中で、自身の発言が思わぬ波紋を呼んだり、トラックとは無関係の仕事が舞い込んだりと、予想もつかない新たな展開がじゅんを待ち受けています。
もちろん、トラック物流業のリアルな一面や、そこで出会う人々との心温まる繋がりはシーズン2でも健在。その中で、じゅんが亀尾運輸の仲間たちと共に様々な問題に悩み、葛藤し、そしてそれを乗り越えてさらに大きく成長していく姿が、より深く、より丁寧に描かれることになりそうです。SNSという現代的なテーマが、じゅんたちの物語にどのような化学反応をもたらすのか、注目です。
遠藤演じるキュートでパワフルな主人公・鞍手じゅんが再び熱演するFODオリジナルドラマ『トラックガール2』は、FODにて5月17日(土)0時より独占配信開始です。元気と笑顔を与えてくれたあの世界観はそのままに、SNSでの影響力の拡大という新たなテーマも加わり、主人公じゅんが仲間たちと共にどのように壁を乗り越え、成長していくのか、目が離せない展開をぜひお楽しみください。
『トラックガール2』第1話あらすじ
トラック運転手のじゅん(遠藤さくら)が出勤すると、占いにハマっているという吉志満(きょん)が、基山ゆり子(山野海)と心配そうな表情で話していた。広川勘太(望月歩)は占いを信じてお腹を下し、ゆり子はチグハグな靴下を履き、2人とも見事に占い通りになっていた。じゅんは拒絶するも、無理やり吉志に占われる。そんなじゅんは、最近SNSでお悩み相談が届くようになっていて、律儀に返信をしつつ、自身が与える影響を少しずつ実感していた。
ある日、じゅんに1日警察署長の依頼が来る。当日、そこに居合わせた道の駅の駅長・花輪(松澤一之)は、じゅんの大ファン。緊張でぎこちない挨拶をするじゅんを待ち受けていたのは…
◇『トラックガール2』概要
タイトル | 『トラックガール2』(全6話) |
配信 | 2025年5月17日(土)0時~#1、#2配信開始 以降毎週土曜日0時最新話配信 ※#1無料 ※配信日時は予告なく変更される場合があります。予めご了承ください |
出演 | 遠藤さくら(乃木坂46)/望月歩/きょん(コットン)/くっきー!(野性爆弾)/ 山野海/山口智充 ほか |
ゲスト出演 | 八嶋智人(2話)/永山たかし(4話)/池田鉄洋、今野浩喜(5話)/ 櫻井淳子、半海一晃、休日課長(6話) ほか |
主題歌 | 星屑スキャット「adDRESS」(euclid agency inc.) |
スタッフ | 原案:トラックめいめい® 脚本:たかせしゅうほう 演出:林希(博報堂ケトル) プロデュース:鹿内植 プロデューサー:栁川由起子(共同テレビ)/齋藤理恵子(共同テレビ) アソシエイトプロデューサー:紙谷崇之(ギークピクチュアズ)/鎌倉希 |
制作協力 | 共同テレビ |
制作著作 | フジテレビ |
URL | https://www.fujitv.co.jp/truckgirl2/ (オフィシャルページ) https://fod.fujitv.co.jp/title/80bl (配信ページ) @truckgirl_drama (公式Instagram) @truckgirl_drama (公式X) |