【ネタバレ】『ラストノート』明かされたピオニーの絵の秘密!繋がる13年前の記憶

2026年8月6日に放送されたドラマ『ラストノート』第5話。不器用ながらも距離を縮めてきた葵(内田有紀)と澄晴(寺西拓人)ですが、今回はついに二人が互いの本当の気持ちと向き合う、大きな転機となるエピソードでした。

しかし一方で、澄晴が背負う「過去の罪」や、彼を諦めきれない親友・優子(坂井真紀)の執着など、二人を取り巻く状況はますます複雑に絡み合っていきます。物語が大きく動き出した第5話の展開を振り返ります。

葵が香りを失った「理由」と、医師が告げた可能性

第5話の序盤、葵の部屋で花を生ける澄晴。「どうしてあなたといる時だけ、香りがするんだろう?」という言葉をきっかけに、葵が花の香りを失った悲しい過去が明かされます。

かつて調香師として夢を叶える直前、周囲からの期待と様々な意見に翻弄されて自分を信じられなくなってしまった葵。「私の力不足でした」とプロジェクトを降板し、仲間の夢を台無しにしてしまったという深い自責の念から、一番大切だった「花の香り」だけが分からなくなってしまったのです。

そんな葵に、「協力します、俺。花の香りが戻るように」と真っ直ぐに伝える澄晴。それは、自らも絵を描く夢を諦めた過去を持つ彼だからこそ、葵の痛みが痛いほど理解できたからでしょう。互いの心の傷を共有し、寄り添い合う二人の姿は非常に美しく、確かな絆が深まっていくのを感じさせました。

その後、医師の診察を受けた葵は、「強い感情を伴った記憶と嗅覚は結びつきやすい」「一番幸せな時に一緒にいた人ではないか」という診断を受けます。「夢を叶える直前にいた、あの時。あの時、澄晴君もあの場所に……?」と、葵の中でかつての記憶と現在の澄晴が少しずつ結びつき始めていきます。

狂気を帯び始める優子の執着と牽制

二人が静かに心を通い合わせる一方で、今回、最も不穏な空気を放っていたのが、澄晴を諦めきれない優子の存在です。優子は葵と澄晴を半ば強引に自室での食事に呼び寄せると、乾杯の直後、「澄晴君、葵のことどう思う?」「じゃあ葵は澄晴君のことどう思ってるの?」と、二人の関係を試すような質問をぶつけます。まるで二人の気持ちを見透かしているかのような、じわじわと追い詰めるような優子の姿に、思わず背筋が凍るような恐ろしさを覚えた視聴者も多かったのではないでしょうか。

さらに澄晴が帰った後、優子は葵に対し「私、澄晴君のことが好き。どうしても諦められないの。……他の人に取られるなんて想像しただけで死にたくなる」と決死の思いを明かします。これは親友への相談という皮を被った、葵に対する明確な“牽制”に他なりません。

過去の罪に苛まれる澄晴。「俺みたいな人間が…」

周囲が不穏な動きを見せる中、新しい生き方を見つけようともがく澄晴の前に、過去の罪が重くのしかかります。

かつての詐欺グループの仲間・龍太(草川拓弥)たちがペナルティに追い詰められる現場に遭遇した澄晴。「恋愛感情を抱かせるか、恐怖心を抱かせるか。それだけの違いでしょ?」と元上司から痛烈な言葉を浴びせられ、自分がこれまで被害者たちに行ってきたことの残酷さを改めて突きつけられます。

自首を決意して警察に赴くものの、「現時点で逮捕するのは難しい」と告げられてしまう澄晴。罪を償うことすら許されない現実に絶望し、「そうだ、やってきたことは消せない。こんな俺があの人を、葵さんを、好きでいる資格なんか……ない」と激しく自分を責める姿は、見ていて胸が締め付けられるほどでした。

ついに明かされた「絵の秘密」と、13年越しの涙の告白

罪悪感に押し潰され、葵の前から姿を消そうとしていた澄晴。しかし物語の終盤、二人はあの「ピオニーの絵」の前で再会を果たします。「よくここで会うよね、私たち。本当に幸せな気持ちになれる」とピオニーの絵を見つめながら微笑む葵に対し、澄晴はついに「この絵描いたの、俺なんです」と真実を打ち明けます。

その言葉を聞いた瞬間、葵の脳裏に13年前の光景が鮮明にフラッシュバックしました。調香師としての夢が叶いそうだと心躍らせていたあの日、落とした一輪のピオニーを拾って差し出してくれた青年……それが当時の澄晴だったのです。

過去と現在が完全に繋がったその直後、「好きです、葵さんのことが。好きで、もうどうしようもなく、好きなんです」と想いをぶつける澄晴。詐欺師として偽りの言葉を囁き続けてきた彼が絞り出した初めての「本当の言葉」は、あまりにも美しく、そして切ないものでした。

澄晴が背負う消えない過去の罪、そして優子の嫉妬と暴走。過酷な現実の中で、ようやく見つけたお互いの「光」にどう向き合っていくのでしょうか。いよいよ後半戦へと突入し、さらなる修羅場が予想される第6話からも『ラストノート』から目が離せません。

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(文・FOD INFO編集部)

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◆『ラストノート』第6話 あらすじ

駅のコンコースに飾られたピオニーの絵の前で、樋口澄晴(寺西拓人)はこの絵を描いたのは自分だと打ち明け、一瀬葵(内田有紀)に想いを伝える。ゆっくりと葵に手を伸ばす澄晴。突然の告白に驚きを隠せない葵。
同じ頃、龍太(草川拓弥)は優子(坂井真紀)が働くスナックを訪れていた。上司から厳しいノルマを課せられた龍太は優子に絵を買ってもらうため、澄晴の情報なら何でも知っていると伝える。澄晴が自分のしてきたことを警察に話したことにより、以前勤めていたクダラワークスに捜査の手が及んでいた。

◆『ラストノート』概要

タイトル ラストノート
放送日時 毎週木曜22時~
スタッフ 脚本:的場友見
演出:相沢秀幸、中前勇児
プロデュース:三竿玲子
制作・著作:フジテレビ
キャスト 内田有紀、寺西拓人/
坂井真紀、桜井日奈子、草川拓弥、徳井義実、佐々木蔵之介 ほか
URL https://www.fujitv.co.jp/lastnote/(公式サイト)

credit:『ラストノート』(C)フジテレビ