スピルバーグ×宇宙!『ディスクロージャー・デイ』に合わせて観たい作品4選

監督・脚本家・プロデューサーとして多種多様なヒット作、名作を生み出してきたスティーヴン・スピルバーグ。今年初めにはEGOT(エミー賞、グラミー賞、アカデミー賞、トニー賞をすべて受賞すること)も達成するなど、多くの偉業を成し遂げてきた。そんな彼の作品で有名な主題が「宇宙」。10月1日(木)より全国公開となる最新作『ディスクロージャー・デイ』で再びそのテーマに取り組んだことを記念し、宇宙に関連した4つの過去作をご紹介しよう。

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スピルバーグの宇宙への憧憬が詰まった『未知との遭遇』

1971年の『激突!』や1975年の『JAWS/ジョーズ』をヒットさせたスピルバーグが30代に突入したばかりの1977年に発表したのが『未知との遭遇』。普通の男(演じるのは『JAWS/ジョーズ』のリチャード・ドレイファス)が、UFOを目撃したことをきっかけに異星人とのコンタクトを追い求める様を描く傑作SF映画だ。アカデミー賞撮影賞を受賞した映像美も必見。

スピルバーグのほかの宇宙作品に比べるとベタな描写(宇宙船や宇宙人)は少ないが、それでも様々な出来事を通して盛り上がりを作っていく様は流石。最大の見どころであるラスト30分は、ジョン・ウィリアムズの音楽に合わせて映像を編集するという、本来の映画製作とは逆のプロセスが採られたことで誕生した。また、UFO研究を率いるフランス人科学者役で、スピルバーグが敬愛するヌーベルバーグの巨匠、フランソワ・トリュフォーが出演している。

少年と宇宙人の友情を描いた不朽の名作『E.T.』

スピルバーグの宇宙ものと聞いて最も多くの人が連想するのは、1982年に誕生した『E.T.』ではないだろうか。地球に取り残されてしまった宇宙人ETが偶然出会った少年エリオットと繰り広げるアドベンチャーは、スピルバーグらしく多少スリリングながらも明るく夢が詰まっており、子どもから大人まで楽しめる作品だ。

エリオットと仲間の少年たちがETとともに追われた際、ETのおかげで自転車に乗ったまま空を飛ぶ様は映画史に残る名シーン。スピルバーグの製作会社アンブリン・エンターテインメントのロゴも同シーンを模したものになっている。そのほかにも、エリオットの傷をETが治したり、二人が別れを告げる場面など、映画ファンの心に残る名シーンが数多く存在する。エリオットの幼い妹を演じるドリュー・バリモアの愛らしさも見逃せない。

また、劇中にスピルバーグの盟友ジョージ・ルーカスの『スター・ウォーズ』要素が散見されたり、スピルバーグがプロデュースした『バック・トゥ・ザ・フューチャー』との共通点があったり(エリオットの履いているスニーカーが『BTTF』の主人公マーティと同モデル)といった小ネタも満載だ。

日本でおなじみの“宇宙人”が主演する『メン・イン・ブラック』シリーズ

宇宙人をよりコミカルに描写したのが、スピルバーグが製作総指揮を務めたSFアクションコメディの『メン・イン・ブラック』シリーズ。実は人類の大半が知らないうちに、多くのエイリアンが地球上でひそかに暮らしていた…という設定で、秩序を守るためにエイリアンの行動を監視する政府の極秘機関“MIB”の活躍を追う。

本シリーズに出てくるエイリアンは、見た目が人間や犬のパグにそっくりだったりと、様々なタイプが登場。『E.T.』のストーリーブック・アルバムでナレーションと歌を担当したマイケル・ジャクソンが、シリーズ2作目にカメオ出演している。また、MIB本部のお洒落で近未来風な内装や、目撃者の記憶を消すことができるニューラライザーをはじめとするガジェットも必見だ。

1997年から2012年にかけて作られた最初の3作でウィル・スミスとともに主役の捜査官を演じるのは、日本では“宇宙人”キャラのCMでおなじみのトミー・リー・ジョーンズ。2019年の4作目は主要キャストを一新し、『マイティ・ソー バトルロイヤル』で息の合ったところを見せたクリス・ヘムズワースとテッサ・トンプソンが新コンビを組んでいる。

トム・クルーズが宇宙人の侵略に直面する父親に!『宇宙戦争』

映画で宇宙人を好意的に描くことの多いスピルバーグが、彼らを「侵略者」として捉えたのが2005年の『宇宙戦争』。H.G.ウェルズが19世紀末に発表したSFスリラー小説を現代のアメリカを舞台に翻案しており、2002年の『マイノリティ・リポート』に続いて監督スピルバーグ×主演トム・クルーズのタッグが実現した。

ある日、いきなり宇宙人の侵略を受けた地球の危機をじっくりと描く。物語のスタートから宇宙人の本格的な攻撃が始まるまでに約25分を要すが、一旦始まると怒涛の殺戮が繰り広げられるなど、スピルバーグ作品だけあって緩急が見事。水の中でも家の中でも容赦なく相手が襲ってくるため、彼の『ジュラシック・パーク』シリーズを連想させるかもしれない。原作同様、極限状態に置かれた人間同士の間で起きる醜い争いも映像化している。

パニック作品になりそうな題材だが、トム演じる主人公とその息子、娘を軸とすることで、子どもたちが巻き込まれるスリリングな描写も挟みつつ、親子や兄妹の絆、衝突といったヒューマンドラマの要素も盛り込んでいる。10歳の娘を演じるのは、名子役として名を馳せたダコタ・ファニング。また、物語の冒頭とラストでウェルズの原作を引用するナレーターは、スピルバーグと『アミスタッド』でも組んだ名優モーガン・フリーマン。

スティーヴン・スピルバーグ監督の最新作『ディスクロージャー・デイ』は10月1日(木)より全国公開中。ぜひ過去作とともに楽しんでほしい。

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(文・海外ドラマNAVI編集部)

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