【F1™︎ 2026】バルセロナは本当の実力が見える“王道サーキット”勢力図に変化は起こるか?:第7戦バルセロナ・カタロニア日程・配信スケジュール

F1 【F1™︎ 2026】バルセロナは本当の実力が見える“王道サーキット”勢力図に変化は起こるか?:第7戦バルセロナ・カタロニア日程・配信スケジュール
「F1世界選手権」の2026年シーズンは第7戦スペインを迎えます。舞台となるのはスペイン・バルセロナ近郊に位置するカタロニア・サーキット。今年はマドリード市街地に新サーキット「マドリンク」が建設され、9月に第14戦として新しい「スペイングランプリ」が予定されているため、カタロニア・サーキットでのレースは6月12日(金)~14日(日)に「バルセロナ・カタロニアグランプリ」としての開催です。

“F1マシンの実力”が最も見えるサーキット

多くのドライバーやエンジニアが“マシン性能を最も正確に測れるコース”として名前を挙げるのが、このバルセロナ。長い高速コーナー、中低速コーナー、そしてロングストレート。さらに空力性能、タイヤマネージメントを含めた全体的なバランスなど、F1マシンに必要な要素が全て問われるコースです。そのため、プレシーズンテストの開催地として長年使われてきているコースなのです。

ここで速いマシンは、基本的にどこへ行っても速い。逆に苦戦するチームは、マシンに何らかの弱点を抱えているともいえるでしょう。つまり、バルセロナはシーズン序盤戦の「答え合わせ」になるグランプリなのです。今年のF1は新レギュレーション導入初年度ということもあり、ここまで各チームが手探りの状態。開幕から圧倒的な強さを見せている「メルセデス」がこのまま独走体制を築くのか、それとも他チームが追いつく余地があるのか。バルセロナ・カタロニアは、その重要な分岐点になるかもしれません。

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モナコ優勝!アントネッリに漂う“王者の風格”

今季ここまでの主役は、やはりキミ・アントネッリ(メルセデス)でしょう。第2戦中国での初優勝以降、その勢いは止まらず、前戦・モナコでも圧倒的な速さを披露。特にモナコでは、プレッシャーのかかる予選で完璧にまとめ上げた走りが印象的でした。まだ19歳とは思えない落ち着きとレース運びは、すでにチャンピオン経験者のような雰囲気すら漂わせています。初優勝から5連勝を飾り、ランキング2位のルイス・ハミルトン(フェラーリ)に対して66点もの差を作っています。連勝はどこまで続くでしょうか。

一方で、チームメイトのジョージ・ラッセル(メルセデス)にとっては厳しい流れが続いています。モナコでもピットレーンの速度違反に加え、さらにドライブスルーペナルティを受けて13位完走。なんと前戦・カナダに続いてノーポイントのレースを作ってしまいました。ランキングも3位に後退し、アントネッリとのポイント差は68点に。もしバルセロナでもアントネッリがラッセルを圧倒するようなら、メルセデス内部での序列は決定的になるかもしれません。不運の連鎖を断ち切って、ラッセルには優勝争いに加わって欲しいところですね。

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復活を狙うフェラーリ、意地を見せたいフェルスタッペン

追う立場のチームにとっても、第7戦は極めて重要なレースです。「フェラーリ」はここ数戦で徐々に競争力を高めつつあるものの、依然としてメルセデスとの差は小さくありません。ただ、バルセロナはアップデートの効果が分かりやすく表れるサーキットでもあります。モナコではシャルル・ルクレール(フェラーリ)がクラッシュ、リタイアに終わりましたが、2022年にはポールポジション、そして昨年は3位表彰台をバルセロナで獲得しています。ルイス・ハミルトン(フェラーリ)は2014年にバルセロナで優勝して以来、このサーキットで通算6勝をマークしています。優勝6回はミハエル・シューマッハとタイ記録で現役ドライバーの中では最多の数です。

そして、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)にも注目が集まります。モナコでフロントロースタートを勝ち取りながら、まさかのエンジントラブルでリタイアしたのは本当に不運でした。今季の「レッドブル」は苦戦が続いていますが、モナコではアイザック・ハジャー(レッドブル)が3位フィニッシュで今シーズン初の表彰台を獲得できたことはポジティブでした。さらに同じレッドブル・パワートレインズのパワーユニットを使う「レーシングブルズ」も今季初となる2台揃っての入賞(ポイント獲得)を達成。リアム・ローソン(レーシングブルズ)の5位フィニッシュは今季ベストリザルトです。

また、「マクラーレン」にとっても重要な週末になります。モナコではランド・ノリス(マクラーレン)が2戦連続のリタイアに終わり、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)も表彰台を逃しましたが、マシンのポテンシャルとしては向上傾向にありましたから、バルセロナでフェラーリとの位置関係が明らかになってくるでしょう。そしてピットレーンの速度違反でペナルティを受けて順位を下げましたが、ピエール・ガスリー(アルピーヌ)が3位を走行するパフォーマンスを披露。メルセデスユーザーの好調ぶりが目立ちます。

「キャデラック」も初入賞の可能性がありましたが、こちらもペナルティで順位を下げ、初のポイント獲得は達成できず。繰り上がって今季初ポイント獲得となったのはフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)。序盤戦は戦闘力が乏しかったランキング下位のチームも徐々にポテンシャルアップが見えてきているので、中盤戦に向けたアップデートの効果を確認するという意味でも「バルセロナ・カタロニアグランプリ」は重要なレースになるでしょう。

第7戦バルセロナ・カタロニア日程・配信スケジュール

FOD F1™︎プランでは、『第7戦バルセロナ・カタロニア』を生配信いたします。

Rd. 日程 配信開始時間 レース開始時間
フリー走行1 6月12日(金) 20:20~ ※ 20:30~ ※
フリー走行2 6月12日(金) 23:50~ ※ 24:00~ ※
フリー走行3 6月13日(土) 19:20~ ※ 19:30~ ※
予選 6月13日(土) 22:50~ ※ 23:00~ ※
決勝 6月14日(日) 21:20~ ※ 22:00~ ※

※配信及びレース開始時間は変更の可能性がありますので予めご了承ください。

©Getty Images