【F1™︎ 2026】フリー走行が無料で視聴可能!第20戦サンパウロ日程・配信スケジュール
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20歳と86日で新記録を樹立したキミ・アントネッリ
第19戦メキシコシティはチャンピオン決定の舞台となりました。タイトルに王手をかけていたキミ・アントネッリ(メルセデス)が3位表彰台を獲得。そして、タイトルを争ったジョージ・ラッセル(メルセデス)、ルイス・ハミルトン(フェラーリ)が共に優勝を飾れなかったことで、アントネッリのチャンピオンが決まりました。
F1参戦2年目のアントネッリは、20歳と86日という若さでF1ワールドチャンピオンになり、それまでセバスチャン・ベッテル(当時レッドブル)が持っていた23歳と134日という記録を大幅に更新。それはついに、21世紀生まれのF1ワールドチャンピオンが誕生した瞬間でもありました。12歳でメルセデスの育成枠に抜擢され、異例のスピードで2025年にいきなりトップチーム体制でF1デビューしたアントネッリ。その特殊なステップアップキャリアからも、この偉大な記録はおそらくそう簡単に破られる事はないでしょう。
輝く20歳の青年、キミ・アントネッリがメキシコシティのスタジアムセクションでインタビューを受ける姿はどことなくアイルトン・セナを彷彿とさせるものがありました。キミ・アントネッリの名前の由来は2007年のワールドチャンピオン、キミ・ライコネン(当時フェラーリ)ですが、アントネッリは自分が生まれる前に亡くなったセナを敬愛し、セナが1988年の初のワールドチャンピオン獲得時に使用したカーナンバー「12」をレーシングカート時代からつけていました。
アントネッリはチャンピオンを獲得した翌週、セナの母国であるブラジルへと向かい、憧れのセナの思い出の地で、天国のセナにワールドチャンピオン獲得を報告することになります。11月8日(日)に決勝レースを迎える第20戦・サンパウロの舞台は南米ブラジル、サンパウロ郊外のインテルラゴス・サーキット。1周4.309kmというF1サーキットの中では2番目に短いショートトラックで、長年レイアウトが変わっていないクラシックサーキットの一つです。
ブラジル出身のアイルトン・セナは1988年にチャンピオンを獲得したものの、長年母国ブラジルで勝利できないジンクスがありました。そしてレース終盤に雨に見舞われた1991年のブラジルグランプリでは、ギアボックストラブルで6速しか使えない状態に陥りましたが、6速だけで走り切って母国初優勝を達成。喜びのあまり泣き叫ぶセナの無線が傍受されて、叫び声が中継映像で流され、世界中を感動へと導きました。インテルラゴスはまさに神降臨の舞台でもあるのです。

ドライバー2位争いとコンストラクターズ争いで重要なレース
アントネッリのF1ワールドチャンピオン獲得が決まった今、ファンの視線はドライバーズランキング2位争いへと向かうでしょう。メキシコシティを制したマックス・フェルスタッペン(レッドブル=261点)がランキング2位に浮上。ランキング3位にはルイス・ハミルトン(フェラーリ=259点)。そして、4戦連続で表彰台を逃したジョージ・ラッセル(メルセデス=250点)はランキング4位に転落。そしてランキング5位にはシャルル・ルクレール(フェラーリ=245点)がつけており、ランキング2位争いの行方はサンパウロが重要なキーポイントになりそうです。
サンパウログランプリ(旧ブラジルグランプリ)のインテルラゴスでは、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)とルイス・ハミルトン(フェラーリ)が3勝ずつで現役ドライバーの中では最多勝。2022年にはジョージ・ラッセル(メルセデス)がF1初優勝をここで飾っており、昨年2025年はランド・ノリス(マクラーレン・メルセデス)が優勝を飾り、チャンピオン獲得に向けて王手をかけました。
ハミルトンのインテルラゴスでの勝利はメルセデス時代のもの。「フェラーリ」は2017年のセバスチャン・ベッテルの優勝を最後にここでの優勝からは遠ざかっています。そこで気になるのは、まだ未決定のコンストラクターズ選手権のチャンピオン争い。候補は「メルセデス」=630点、「フェラーリ」=504点で、現時点で126点差。サンパウロ終了時点で129点差以上となれば「メルセデス」のタイトル獲得が決定しますし、「フェラーリ」はとにかく優勝、そして「メルセデス」のドライバーより前でフィニッシュすることが絶対条件となってきます。
その中でキーとなるのが好調のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)。仮に彼がメキシコシティに続いて優勝となると、「フェラーリ」の逆転のチャンスは著しく狭まります。「レッドブル」としては序盤の苦戦もあり、タイトル争いからは脱落してしまっていますが、インテルラゴスはフェルスタッペン得意のサーキットでもあるので勢いを持続できるかどうか興味深いですね。

12位完走の平川亮の再登板は?ボルトレートが母国グランプリに挑む
第19戦・メキシコシティは日本のF1ファンにとって突然のビッグニュースに沸いたイベントでした。「TGRハースF1チーム」のリザーブドライバーであり、金曜日のFP1に出走した平川亮(ハース)が、エステバン・オコン(ハース)に代わって、土日もステアリングを握ることになり、32歳にして夢のF1デビューを果たしました。
オコンはFP2の後、チームとの揉め事があったと報じられており、その一部を本人もSNSで認めています。オコンが今季限りでハースを去ることは発表済みですが、このまま残り4戦も別のドライバーが走ることになると予想されています。
突然のF1レースデビューが決まった平川亮(ハース)は見事なパフォーマンスを見せました。予選は19位、決勝は18位からスタートして、初の決勝レースでしっかり走り切り、終盤にはアレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)をオーバーテイクして暫定13位で完走。
想定外の出走となったにも関わらず、この結果はレースドライバーとして平川が充分に通用するということを証明するものでした。さらにレース後に多数のペナルティが他のドライバーに出されて繰り上がり、なんと10位完走で入賞。F1デビュー戦でいきなりポイントを獲得することになりました。
今後も平川の続投を期待したいところですが、彼はFIA WEC(世界耐久選手権)でTOYOTA RACINGのドライバーを務めており、今季3勝を飾って現在ランキング首位につけています。実はサンパウロのレースウィークと、FIA WECの最終戦・モンツァ6時間レースのスケジュールがバッティングしており、おそらくFIA WECを優先することになるでしょう。
ブラジル出身で、来季からハースのレギュラードライバーになることが発表されたラファエル・カマラはオコン欠場の場合の代役候補の一人でしょう。また、リザーブドライバーのジャック・ドゥーハンはレギュラー参戦するELMS(ヨーロピアンルマンシリーズ)のシーズンが終わっていることから起用される可能性もあるでしょう。これに関しては続報を待ちたいところです(その後ハースはブラジルグランプリでのカマラ起用を正式発表)。
エマーソン・フィッティパルディ、アイルトン・セナといったワールドチャンピオンを生み、ルーベンス・バリチェロやフェリペ・マッサなど数多くのトップドライバーを輩出したブラジルですが、現在のレギュラーF1ドライバーはガブリエル・ボルトレート(アウディ)のみ。
参戦初年度の「アウディ」はシーズン中盤にポイント獲得レースが多数あったものの、すでに来季に向けて集中しているとのことで、ここ最近はポイントが取れないレースも続いていました。しかし、メキシコシティではボルトレートが繰り上がりの8位入賞でポイントを獲得。昨年はリタイアとなった母国グランプリでの活躍に期待です。
第20戦サンパウロ日程・配信スケジュール
FOD F1™︎プランでは『第20戦サンパウロ』を生配信いたします。
| Rd. | 日程 | 配信開始時間 | レース開始時間 |
|---|---|---|---|
| フリー走行1 | 11月6日(金) | 24:20~ ※ | 24:30~ ※ |
| フリー走行2 | 11月6日(金) | 27:50~ ※ | 28:00~ ※ |
| フリー走行3 | 11月7日(土) | 23:20~ ※ | 23:30~ ※ |
| 予選 | 11月7日(土) | 26:50~ ※ | 27:00~ ※ |
| 決勝 | 11月8日(日) | 25:20~ ※ | 26:00~ ※ |
※配信及びレース開始時間は変更の可能性がありますので予めご了承ください。
©Getty Images