夏になると、なぜか決まって見たくなるドラマがあります。仲間、海、そして少し切ない恋…画面からあふれ出すような眩しい物語は、大人になった今見返すとまた違った感動をくれるものです。

そんなドラマの世界に思う存分浸りたいあなたに、ぴったりのキャンペーンが始まりました。FODでは、2025年7月18日（金）から9月12日（金）まで、「ドラマは、あなたの味方だ。」キャンペーンを開催中。期間中に新規でFODプレミアムに登録すると、10万本以上の作品が見放題のサービスを、通常月額976円（税込）のところ、最初の1ヶ月間を200円（税込）で楽しむことができます。

今回は、このお得な機会にイッキ見したい、FODで配信中の懐かしい青春ドラマをご紹介します！

【関連記事】初月200円でドラマや映画がお得に見れる！夏キャンペーン開催【FODプレミアム】

反町隆史×竹野内豊による“伝説の夏”『ビーチボーイズ』

1997年に放送された反町隆史、竹野内豊、広末涼子ら出演ドラマ『ビーチボーイズ』。お調子者で人懐っこい桜井広海（反町隆史）は、同棲相手に追い出されて行き場を失い、海へと向かいます。一方、仕事のミスでプロジェクトから外されたエリート商社マンの鈴木海都（竹野内豊）も癒しを求めて同じ場所へ。ひょんなことから出会った、住む世界も性格も正反対の二人は、寂れた民宿「ダイヤモンドヘッド」に転がり込み、共に過ごすことになります。彼らが過ごす、一度きりの特別な夏が描かれます。

反町隆史さんと竹野内豊さん、二人の掛け合いの魅力は今も色褪せません。都会の喧騒から離れたスローライフに、憧れを抱いた人も多いはず。何にも縛られず、自分らしく生きることの素晴らしさを感じさせてくれる作品です。

男子シンクロにかけた夏！『ウォーターボーイズ』

2003年に放送された山田孝之ら出演ドラマ『ウォーターボーイズ』。唯野高校水泳部は、部員が主人公の進藤勘九郎（山田）ただ一人となり、廃部寸前の危機に。そんな時、美人教師・佐久間先生（眞鍋かをり）が顧問に就任したことで男子生徒が殺到しますが、先生が教えるのは「シンクロナイズドスイミング」でした。次々と部員が辞めていく中、勘九郎をはじめ残った5人は、学園祭でシンクロを披露することを決意。前途多難な彼らの挑戦が始まります。

山田孝之さん、森山未來さん、瑛太さんなど、今では主役級の俳優たちのフレッシュな演技が見どころ。最初はバラバラだった彼らが、練習を通じて一つのチームになっていく王道の展開に、引き込まれます。福山雅治による主題歌『虹』と共にクライマックスを迎えるシンクロシーンは、多くの視聴者の感動を呼びました。FODでは、続編となる『ウォーターボーイズ2』と『ウォーターボーイズ2005夏』も配信中。ぜひ一緒に楽しんでください。

イケメンだらけのラブコメ！『花ざかりの君たちへ～イケメン♂パラダイス～』

2007年に放送された堀北真希主演ドラマ『花ざかりの君たちへ～イケメン♂パラダイス～』。アメリカ育ちの少女・芦屋瑞稀（堀北）は、かつてテレビで見た走り高跳び選手・佐野泉（小栗旬）に憧れていました。しかし、ある事件がきっかけで彼が跳ばなくなったことを知り、瑞稀は「もう一度、彼に跳んでほしい」という一心で単身日本へ。佐野が通う全寮制の男子校「桜咲学園」に性別を偽って転入し、偶然にも彼と同じクラス、同じ寮のルームメイトになることから、波乱の日々が始まります。

次々に起こるハプニングや、寮対抗のイベントなど、夏休みらしいワクワクする展開が満載。個性豊かな登場人物たちが繰り広げるコミカルな日常から目が離せません。明るい気持ちになれる、夏にぴったりの作品です。

キラキラで切ない王道ラブストーリー『SUMMER NUDE』

2013年に放送された山下智久主演ドラマ『SUMMER NUDE』。海辺の町でカメラマンとして働く三厨朝日（山下）は、3年前に突然姿を消した恋人のことを今も忘れられずにいました。ある日、朝日の前に、結婚式当日に婚約者に逃げられた料理人・千代原夏希（香里奈）が現れます。さらに、朝日の高校時代の後輩で、彼に長年想いを寄せる谷山波奈江（戸田恵梨香）も加わり、切ない三角関係が動き出します。

キラキラした夏の楽しさだけでなく、恋愛の切なさやもどかしさも丁寧に描かれているのが本作の魅力。すれ違う想いや言えない本音が、夏の終わりのどこか物悲しい雰囲気と重なります。山下智久さんが歌う主題歌『SUMMER NUDE'13』も、物語の世界観を印象的に彩っています。

新しい「親子」の形を描く『海のはじまり』

2024年放送の目黒蓮主演ドラマ『海のはじまり』。都内の大学に通う月岡夏（目黒）は、就職活動を控えたある日、大学時代に付き合っていた恋人・南帆が亡くなったという知らせを受けます。葬儀の場で夏は、南帆の母親から、彼女が自分との子ども・海（泉谷星奈）を一人で産み、育てていたことを初めて知らされます。突然父親になったことを受け止めきれない夏と、母を亡くした幼い海。ぎこちない二人が、少しずつ親子の関係を築いていく物語です。

これまでの4作とは少し趣が異なり、夏の静けさの中で登場人物の心の機微をじっくりと描きます。切なくも温かい、新しい「海」と「親子」の物語が、静かに心に響くはず。懐かしの作品と見比べることで、時代の空気感の違いなどを感じてみるのも面白いかもしれません。

どの作品も、単なるドラマというだけでなく、放送当時の空気感や、私たちが少しだけ忘れていたかもしれない気持ちを思い出させてくれます。今年の夏休みは、クーラーの効いた涼しい部屋で、ドラマの世界に浸ってみるのはいかがでしょうか。