『プラダを着た悪魔』好きに刺さる!キャリアと情熱を刺激する映画&ドラマ7選

ついに公開された映画『プラダを着た悪魔』の続編。アンディ(アン・ハサウェイ)とミランダ(メリル・ストリープ)の物語が再び動き出した今、改めてあの「ヒリつくようなお仕事映画」の興奮を求めている人は多いはずだ。ここでは、アンディが経験した「理不尽なボスへの対抗」「キャリアによる変身」「業界の裏側」といったテーマを共有する、今こそ観るべき傑作たちをご紹介しよう。

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① 最悪のボスに反旗を翻す、元祖・逆襲劇

『9時から5時まで』 (1980)

【作品の核心:理不尽な権力への痛快な反撃】
ドリー・パートン、リリー・トムリン、ジェーン・フォンダという豪華な顔合わせが実現した、お仕事映画の金字塔だ。最悪なボスに立ち向かうために女性たちが団結するその姿は、現代の職場環境にも通じる普遍的な勇気を与えてくれる。

【プラダを着た悪魔とのシンクロ地点】
『プラダを着た悪魔』のミランダは、トップに君臨する者の孤独や苦悩を描くことで、観客にいくらかの同情を許した。しかし、本作のボス・ハートは救いようのない男性至上主義的な嫌な奴として描かれる。ミランダに冷徹なプロ意識があったのに対し、ハートにあるのは単なる悪意だけだ。だからこそ、彼女たちの復讐劇は比類なきカタルシスをもたらす。アンディとエミリーが最後には互いを支え合ったように、本作の三人もまた、共通の敵を倒す過程でかけがえのない絆を育んでいく。

② アシスタントからリーダーへ、華麗なる「その後」

『マイ・インターン』 (2015)

【作品の核心:世代を超えた師弟の絆】
アン・ハサウェイが「教わる側」のアシスタントから「教える側」のトップへと華麗な転身を遂げた姿を観たいなら、本作は外せない。かつてミランダの無茶振りに奔走していたアンディを彷彿とさせるハサウェイが、今やボスの座に就いている姿は、ファンにとって感慨深いものがある。

【プラダを着た悪魔とのシンクロ地点】
アン・ハサウェイが演じるジュールズは、決して冷徹なファッション界の怪物ではない。経営者としての野心を持ちつつも、自分自身への絶えない疑念に揺れ動く彼女の脆さは、驚くほどリアルだ。そこに現れる70歳のシニア・インターン、ベン(ロバート・デ・ニーロ)との交流は、かつてのミランダのような絶対的なカリスマとは異なる、人間味あふれる共感を呼ぶ。完璧ではないからこそ愛おしい大人たちの試行錯誤を描いた本作は、続編で再びアンディに出会える2026年の今だからこそ、改めて見返すべき一作だろう。

③ 野心と変身の系譜、その精神的ルーツ

『ワーキング・ガール』 (1988)

【作品の核心:逆境をバネにした下剋上】
ニューヨークを舞台に、ビジネス界での成功を夢見る秘書テス・マクギルの奮闘を描いた傑作だ。『プラダを着た悪魔』でキャリアを切り拓くアンディに胸を熱くしたなら、その「精神的ルーツ」とも言える本作は避けて通れない。

【プラダを着た悪魔とのシンクロ地点】
アンディがミランダという絶対的カリスマに翻弄されたのに対し、テスの前に立ちはだかる上司キャサリンは、部下のアイデアを平然と盗む別の意味での最悪なボスだ。テスもまた過酷な環境で自分を証明しようと足掻き、その過程で鮮やかな変身を遂げていく。特にテスの知性を対等に評価してくれるハリソン・フォード演じるジャックの存在も大きい。この関係性は、単なるシンデレラ・ストーリーを超えた爽快感を与えてくれる。

④ フィクションを凌駕する本物の凄み

『ファッションが教えてくれること』 (2009)

【作品の核心:アンナ・ウィンターという真実】
ミランダ・プリーストリーという強烈なキャラクターに圧倒されたなら、次に向かうべき場所はフィクションの先にある現実だ。カメラが追うのは、米Vogueの編集長アンナ・ウィンター。彼女こそが、ミランダのモデルと噂される人物である。

【プラダを着た悪魔とのシンクロ地点】
世界的なデザイナーを前にしてもアイコンタクトすら惜しみ、お気に入りのスターバックスを片手に次々と写真をボツにしていく冷徹な決断力。彼女の一言に有能なスタッフたちが一喜一憂するシーンは、映画以上の緊張感とリアリティに満ちている。8ヶ月にわたる密着取材を凝縮した映像は、2026年の今観ても全く色褪せることのない仕事の流儀を突きつけてくる。

➄ 現代版『プラダを着た悪魔』としてアップデートされたドラマたち

『NYガールズ・ダイアリー 大胆不敵な私たち』

「もしアンディとエミリーが最高の親友であったなら」という理想を体現。編集長ジャクリーンは、部下の才能を信じ、盾となって守り抜く理想のメンターとして描かれ、時代の変化を感じさせる。

『MTV The Hills ~カリフォルニア・ガールのライフ・スタイル~』

現実のTeen Vogue編集部を舞台にしたリアリティ番組。フィクションで描かれた過酷な日常が事実として展開される、まさに「リアルなアンディ」たちの記録だ。

『MTV The Hills ~カリフォルニア・ガールのライフ・スタイル~』メインビジュアル

『アグリー・ベティ』

垢抜けないヒロインが一流ファッション誌で道を切り拓く。設定はアンディと酷似しているが、よりシニカルなユーモアが特徴。2026年、再び自分らしく働くことの価値が問われる今こそ観るべき一作。

これらの作品は、『プラダを着た悪魔』が持つ多面的な魅力を、それぞれ異なる角度から深化させたものだ。2026年、新たなアンディの物語と共に、これらの名作を改めて堪能してほしい。

(文・海外ドラマNAVI)

作品名(FODリンク)
9時から5時まで
マイ・インターン
ワーキング・ガール
ファッションが教えてくれること
NYガールズ・ダイアリー 大胆不敵な私たち
MTV The Hills ~カリフォルニア・ガールのライフ・スタイル~
アグリー・ベティ

credit:『マイ・インターン』(C) 2015 Warner Bros. Entertainment Inc. and Ratpac-Dune Entertainment LLC. All rights
reserved./『MTV The Hills ~カリフォルニア・ガールのライフ・スタイル~』(C)2006 Viacom International Inc. All rights
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