加藤清史郎が“生き方”を学んだ自信作!ドラマ『スピナーベイト』会見レポート

2026年6月30日(火)よりフジテレビにて放送、FODにて独占見放題配信がスタートする連続ドラマ『スピナーベイト』。本作は、映画やドラマ、舞台など幅広く活躍するクリエイター・此元和津也の原作漫画を実写化したクライムサスペンスです。

放送に先立ち、6月1日(月)に制作発表記者会見が開催され、主演の加藤清史郎をはじめ、駿河太郎、萩原護、奥野壮、高橋侃、桃児、吉澤要人、吉村界人ら総勢8名のキャストが登壇しました。劇中の制服姿や役柄に合わせた衣装で登場したキャスト陣が、過酷な撮影の裏側や和気あいあいとしたエピソードをたっぷりと語った会見の模様をレポートします。

昼夜逆転の過酷なロケ…心を豊かにした「温かいご飯」と「巨大唐揚げ」

ドラマ『スピナーベイト』会見

主人公・三井宏太を演じた加藤清史郎は、役作りについて「特別なことはあまりしないタイプで、怒涛のように日々が始まりました」と振り返ります。本作は自警団まがいの活動をする“フィッシング部”が舞台のため、夕方から夜にかけてのシーンが多く、昼夜逆転の生活での撮影が続いたとのこと。そんな加藤の過酷な日々を救ったのは「温かいそばとうどん」だったそうで、「食事で人はここまで心を豊かにできるのかと感じた」と、温かい夜食のありがたみをしみじみと語りました。

ドラマ『スピナーベイト』会見

吉見健太郎役の駿河太郎もこれに深く共感。吉見は夜の川沿いに現れる設定が多く、「本当に寒かったけれど、冷たいお弁当ではなく温かいものを出してくれる制作陣の心意気に頑張ろうと思えた」とチームの温かさに感謝を述べました。

ドラマ『スピナーベイト』会見

一方で、食事にまつわる驚きのエピソードを披露したのは、火原蓮役の桃児。「フタが閉まらないほどの、拳よりデカい巨大な唐揚げが乗ったお弁当が2回出た」と明かし、キャスト陣が「油まみれになりながら食べた」と笑い合う場面も。「これだけご飯の話が出るということは、それだけ生活を共にしたということ」という言葉通り、過酷な現場を食事で乗り切ったチームの絆が垣間見えました。

幻となった奥野壮のリフティング&まるで放課後な撮影の裏側

ドラマ『スピナーベイト』会見

ドラマ『スピナーベイト』会見

寺山大輝役の奥野壮は、元サッカー部という役柄のためにリフティングの猛特訓をして現場に臨んだものの、本番前に「リフティングは撮らないです」と告げられたという悲しい(?)裏話を披露。実は、寺山の側近・玉城を演じる高橋侃がサッカーが上手だったため、「側近が上手すぎたせいで(ハードルが上がって)撮れなくなったのでは?」という説が飛び出しました。奥野本人も「現場で調子に乗ってボールをいじりすぎた(ボロが出た)せいかも。側近以上のクオリティを求められたらちょっと無理ですね」とあっけらかんと振り返り、会場の笑いを誘いました。

ドラマ『スピナーベイト』会見

劇中では出番を失ってしまったサッカーボールですが、撮影の合間にはキャストたちのコミュニケーションツールとして大活躍していたようです。吉澤要人(高橋泰人役)が「みんなでパス回しをしながら普通に会話をしていて、放課後のワンシーンみたいで青春を感じた」と笑顔で振り返ると、他のキャストたちも和やかな表情に。

ドラマ『スピナーベイト』会見

さらに萩原護(内新次郎役)も「学校の屋上で夜のシーンを撮影していたとき、オレンジ色のすごく大きい月が見えたんです。みんな無言でカメラを持って撮りに行ったのが思い出」と語り、過酷な深夜ロケの中でも、キャスト陣が学生時代に戻ったかのようにエモーショナルな時間を共有していたことがうかがえました。

座長・加藤清史郎の「名誉の負傷」と監督の並々ならぬ熱量

撮影中のハプニングを聞かれると、加藤は「とにかく走ったり転んだりするシーンが多かった」と回顧。決してカッコいい主人公ではない三井を体現するなかで、第1話の冒頭から盛大に転び、手の皮が剥けて流血する「名誉の負傷」があったことを明かしました。

また、登壇者の多くが口にしたのが、平瀬監督の「作品への並々ならぬ愛と熱量」です。加藤は「監督は三井にはまだ幸せになってほしくない、カッコよくなってほしくないと細かく指導してくれた」と語り、駿河も「全キャラクターの裏設定まで作り込み、連ドラ初監督ながら全11話を1人で編集するほどの熱量を持っている」と絶賛。キャスト陣もそれに引っ張られ、一丸となって作品を作り上げたと胸を張りました。

「一言で“いい作品”と断言できる」キャスト陣からのメッセージ

会見の最後には、登壇した8名のキャスト全員から視聴者へ向けて熱いメッセージが送られました。

ドラマ『スピナーベイト』会見

座長を務める加藤は「一言で『いい作品だ』と言って過言ではない、素晴らしい作品です。僕は三井という役を通して、“生き方”を学ばせていただきました」と胸を張り、「皆さんそれぞれの感じ方ができる作品になっているので、ぜひ三井と一緒に巻き込まれていただけたら嬉しいです」と力強くアピールしました。

続く駿河も「監督の熱量と、主演の清史郎くんが引っ張ってくれたことで頑張れた作品です」と座長と監督を称え、こだわりの世界観が伝わることを願いました。

また、萩原が「監督の熱量に引っ張られながら、みんなでものすごく頑張って作った見応えのある作品」と語れば、高橋も「全力で走り抜けて、本当に面白いものを追求してきました」と続き、桃児も「本当にあったかいチームが作った此元先生のシリアスな作品がどう描かれているのか、放送を楽しみにしていてください」と呼びかけるなど、過酷な撮影を共に乗り越えたチームワークの良さがうかがえました。

さらに、奥野は「ティザー映像を見てワクワクしませんか? 次に次にと見たくなるような、青春クライムサスペンスになっています」と視聴者の期待を煽り、吉澤も「1話1話が面白く、最後まで見た時に残るものがとても大きい作品。絶対に最後まで見ていただきたいです」と熱弁。

ドラマ『スピナーベイト』会見

そして吉村は、「新しいことにトライしている作品だと思うので、ぜひ楽しんでいただきたいです」と真面目に語りつつも、「(挨拶の順番が最後に回ってきて)バーッてきてすごい言いづらいですが(笑)」と本音をこぼして会場を沸かせ、「僕もすごく好きな作品になりました」と笑顔で締めくくりました。

フレッシュな若手キャストのエネルギーと、実力派俳優陣の安定感、そして制作陣の熱い想いが交差するドラマ『スピナーベイト』。未だかつてないクライムサスペンスの結末を、ぜひ見届けてください。

(取材・撮影:櫻井宏充)

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ドラマ『スピナーベイト』作品概要

タイトル 『スピナーベイト』
原作 此元和津也「スピナーベイト」(幻冬舎コミックス刊)
放送・配信 2026年6月30日(火)よりフジテレビ(関東ローカル)にて放送決定
FODにて独占見放題配信開始
TVerにて無料見逃し配信
スタッフ 監督:平瀬遼太郎
脚本:大久保ともみ(1話、10話・11話)
西垣匡基(4話・5話、8話・9話)
三谷伸太朗(2話・3話、6話・7話)
音楽:西村大介/DUNK
主題歌:THE SPELLBOUND/「Spinner」
作詞・作曲:THE SPELLBOUND(Warner Music Japan)
制作プロダクション:セディックドゥ
製作:NBCユニバーサル・エンターテイメント
キャスト 加藤清史郎
駿河太郎 萩原護 南琴奈 奥野壮 高橋侃 吉田晴登 吉澤要人(原因は自分にある。)
伊藤あさひ 桃児 仲野温 吉村界人
関連URL https://fod.fujitv.co.jp/title/71b9(FOD配信ページ)
https://www.nbcuni.co.jp/jcon/spinnerbait(ドラマ公式サイト)
https://x.com/spinnerbait_tv(ドラマ公式X)
https://www.instagram.com/spinnerbait_drama(ドラマ公式Instagram)
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