【ネタバレ】『波うららかに、めおと日和』なつ美の「私のだもん」が尊い…手紙に隠した夫婦の本音

芳根京子演じる江端なつ美と、本田響矢演じる帝国海軍士官の夫・瀧昌が、不器用ながら少しずつ夫婦になっていく姿を描く物語の続編『波うららかに、めおと日和』がついにスタートしました。10月15日放送の第1話では、昭和12年の夏、夕飯の席をきっかけに、2人が初めて手紙をやり取りした1年前の思い出がよみがえります。

戦争の影が少しずつ忍び寄る時代にあって、描かれたのは何でもない夫婦のひと晩。それなのに、手紙の消し跡ひとつ、肩揉みひとつでこんなにも胸が騒ぐのは、この2人だからこそ。おかえりなさい、なつ美さんと瀧昌さま、と言いたくなる初回でした。

※この記事は『波うららかに、めおと日和』第1話のネタバレを含みます。まだご覧になっていない方はご注意ください。

第1話の見どころ

深見夫妻への結婚祝い探しから、話は1年前の「初めての手紙」へ
なつ美が手紙で打ち明けた不安と感謝、そして消された「いつ帰ってこられますか?」
瀧昌が紙で隠した本音を知っていたなつ美の「私のだもん」
膝枕を頼めなかった瀧昌と、偶然それをかなえてしまったなつ美

消された「いつ帰ってこられますか?」

なつ美に頼まれ、同僚の深見(小関裕太)と芙美子(生田絵梨花)夫婦への結婚祝いを探ろうとした瀧昌でしたが、本人にあっさり企みを見抜かれてしまいます。逆に「結婚したての頃に欲しかったもの」を聞かれた瀧昌が、その問いをなつ美に向けると、返ってきた答えは「手紙」でした。文字の癖やインクの滲みに瀧昌を感じられるから、と話すなつ美に、瀧昌は「90年くらいしたら、飛んでいく手紙も現実のものになるかもしれませんね」と返します。

1年前、瀧昌から届いたハガキはたった3行。瀧昌の上官の妻である郁子(和久井映見)や実家の家族に背中を押され、なつ美は2通目の手紙に、知らない人に嫁ぐ不安や、手を繋いで眠った夜のうれしさ、「瀧昌さまの隣にいたい」という思いを綴ります。艦の上でそれを読み、つい手紙に話しかけてしまう瀧昌の姿には、こちらまで頬が緩みます。

返事に悩みながら手紙を見返していた瀧昌は、文字を消した跡に気づきます。鉛筆でそっとなぞると、浮かび上がったのは「いつ……帰ってこられますか?」という言葉。そのいじらしさは、瀧昌だけでなく視聴者の胸にも刺さったはずです。

届いた瀧昌の返事は「ゆで卵は当分食べたくありません」という謎の追伸つき。手紙の端に紙が貼られていることに気づいたなつ美は、「でも!でも!」と葛藤した末にそっと剥がし、「なつ美さんの鰈の煮付けが食べたい」という一文を見つけ、「帰ってこられるまでに、上手く作れるように練習しなくちゃ」と満面の笑みを見せました。

1年越しにそれを知った瀧昌は大慌て。ハガキを抱えて逃げ回るなつ美の口から飛び出したのは、「いただいた以上……私のだもん!」の一言でした。いつも敬語のなつ美からこぼれた「だもん」に、瀧昌と一緒にこちらまで撃ち抜かれました。1年前より少し素直になったなつ美の変化も、この一言に滲んでいた気がします。

言えなかった膝枕が、偶然かなう夜

貼り紙を剥がしたお詫びに「何でもします!」と言うなつ美。瀧昌は膝枕を思い浮かべながら、子どもっぽいかと迷った末に「肩揉みをお願いします」と頼みます。なつ美も膝枕を察して「頭を撫でてみたい」とまで期待していただけに、同じことを望みながら言い出せない2人がもどかしく、愛おしくなります。

肩や腰を揉まれリラックスモードになった瀧昌はそのまま眠ってしまいます。体勢を直そうとしたなつ美の膝に、瀧昌の頭がすとん。やっちゃったと焦りながらも「おやすみなさい」と頭を撫でるなつ美に、こちらもニヤニヤが止まりません。

さらにラストには、2026年を舞台にした短いシーンも。なつ美にそっくりな女性と、海上自衛官の制服に身を包んだ瀧昌そっくりの男性が登場しました。「90年くらいしたら」という瀧昌の言葉とも重なるこの2人が、物語にどう関わっていくのかも気になります。

FODでは地上波放送後に見逃し配信中。2025年放送の前作も全話配信されているので、変わらずうぶな2人の歩みを、あらためて見返してみてはいかがでしょうか。

(文・FOD INFO編集部)

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『波うららかに、めおと日和』第2話 あらすじ

戦争の陰影がじわじわと日常を侵し始める中、江端なつ美(芳根京子)と瀧昌(本田響矢)が暮らす江端家に、突然、妹のふゆ子(小川彩)が駆け込んできます。姉のはる江(森カンナ)とケンカし、家を飛び出してきたといいます。ケンカの理由は明かさぬまま、「今夜は泊めて」と懇願するふゆ子。なつ美はそんな妹を温かく迎え入れました。

翌朝、なつ美のお手伝いをしようと張り切るふゆ子。しかし、みそ汁をこぼしたり、バケツを蹴り飛ばして床を水浸しにしたりと、その不器用ぶりを発揮。「なっちゃんの仕事の邪魔ばかり…」と落ち込むふゆ子を、なつ美は優しく励まします。

そんな折、ふゆ子から慰問袋に入れる防寒着の作り方を教えてほしいと頼まれたなつ美。ふとした疑問を抱きつつも作り方を教える中、なつ美は「瀬田くんは元気?」と、幼なじみである瀬田準太郎(小宮璃央)の話題を口にします。すると、ふゆ子は明らかに動揺した様子を見せ…。やがてなつ美は、瀬田が出征することを知ります。

『波うららかに、めおと日和』概要

タイトル 『波うららかに、めおと日和』
放送日時 毎週木曜22時~22時54分
配信 地上波放送後、FODで見逃し配信
キャスト 芳根京子、本田響矢、生田絵梨花、小関裕太、咲妃みゆ、戸塚純貴、小川彩(乃木坂46)、小宮璃央/森カンナ、高橋努、紺野まひる/生瀬勝久、和久井映見 他
原作 西香はち「波うららかに、めおと日和」(講談社「コミックDAYS」連載)
脚本 泉澤陽子
音楽 植田能平
主題歌 Da-iCE『うららか』
挿入歌 BE:FIRST『夢中』
プロデュース 宋 ハナ
プロデューサー 古郡真也(FILM)、貞松瑠南
演出 平野眞、森脇智延(FILM)、國武俊文(FILM)
制作協力 FILM
制作著作 フジテレビ
URL https://www.fujitv.co.jp/meotobiyori/(ドラマ公式サイト)
https://fod.fujitv.co.jp/title/91f1/(配信ページ)

credit:『波うららかに、めおと日和』(C)西香はち/講談社(C)フジテレビ