草川拓弥主演『地獄は善意で出来ている』参加者の死亡、裏切り者は誰?見どころ総まとめ

草川拓弥がカンテレドラマ初主演を務める、手に汗握るヒューマンサスペンス『地獄は善意で出来ている』。前科者たちが人生のやり直しを懸けて挑む「元受刑者特別支援プログラム」を舞台に、参加者たちが残酷な罠に巻き込まれていく姿を描きます。

合格者には社会復帰に必要な支援が約束されるはずだったこのプログラム。しかし、それは人生のやり直しをかけた希望ではなく、仕掛けられた残酷な罠でした。第5話までが放送され、参加者が徐々に脱落していく衝撃の展開から目が離せません。

この記事では、第1話から第5話までの地獄の共同生活を振り返りながら、第6話以降の注目ポイントをまとめました。FODでは最新話まで全話配信(地上波放送後に次回放送分を先行配信)しており、ぜひチェックしてみてください。

1話〜5話プレイバック:地獄の“更生プログラム”

まずは、第1話から第5話までの、疑念と恐怖に満ちた物語を振り返ります。

【第1話】地獄の幕開け。集められた6人の“前科者”

傷害罪で2年間服役し、罪こそ償ったものの、出所後は職を転々していた高村樹(草川拓弥)は、謎の男・カトウ(細田善彦)にスカウトされ、人生逆転をかけた「元受刑者特別支援プログラム」に参加することに。集まったのは、元薬物犯の琥太郎(高野洸)や美人局の常習犯・夢愛(井頭愛海)など、クセのある6人。しかし共同生活が始まって早々、わずかな食材が盗まれる事件が発生し、誰にも心を開こうとしない樹は、他の参加者から疎まれるように。早くも参加者たちの間に不協和音が生まれます。ラストには、参加者の一人が溺死体で見つかる事態が発生するという不穏のスタートを切りました。

【第2話】最初の“死”。不可解な溺死とカトウの“シナリオ”

カトウは溺死を「事故」だとメンバーたちに発表しますが、樹は遺体の「両目の火傷」に強い疑念を抱いていました。死者が出たことで動揺したメンバーたちにプログラムを続行するか考える時間を与えたカトウは、電話で何者かに「シナリオ通りに進んでいます」と報告。裏で動いている、真のプログラムが明らかになっていきます。一方、夢愛は共犯者だったカイ(山下永玖)から連絡を受け、プログラムのリタイアを決意。翌日、夢愛はとある騒動を起こすことになります。

【第3話】“逃げろ”の文字と、樹への“罠”

樹は自室の壁に「逃げろ」と書かれた謎の落書きを発見します。プログラムへの疑念が深まるなか、カトウがドッジボール大会を開催しメンバーたちは親交を深めていきます。そして、ドッジボールを知らないことや親がいないこと、学校に行ったことがないことなど、ミステリアスだった樹の一面が見えてきます。そんななか、カトウがあからさまに樹を評価する発言をし、メンバーを心理操作。樹が孤立するように仕向けます。まんまと術中にはまったメンバーの手によって、樹は理子(渡邉美穂)と共に物置小屋に閉じ込められ、さらに小屋の外からは火の手が上がる事態に陥ります。

【第4話】翔太の“殺人”告白と“復讐者”の登場

火事から九死に一生を得た樹と理子。ギクシャクするメンバーの様子を見たカトウは、メンバー間の理解を深めるため「過去の罪」の告白を促します。そこで翔太(吉田健悟)が、自身の罪が単なる「窃盗」ではなく、闇バイトの指示によって「殺人」にまで及んでいたことを激しく後悔し、告白します。その夜、施設には一人の女性・栞(木下晴香)が。彼女は、翔太の事件によって殺された老人の孫娘(被害者遺族)でした。彼女が翔太へ問いかける、最後の“審判”。カトウの恐ろしい一面が垣間見れる衝撃的なラストとなりました。

【第5話】翔太の“脱落”。カトウの部屋への潜入

翌朝、カトウは翔太が「自らリタイアした」とメンバーに告げます。しかし樹は、カトウが何かをしたのではないかと推察。琥太郎たちと共に、真相を確かめるためカトウの部屋へ防犯カメラの映像を探しに潜入します。あわやカトウに見つかりそうになる危機を乗り越えた樹。その後、琥太郎に「欲しいもの」を問われた樹は、自らの過去を語り始めることになります。

6話以降の見どころは?

第5話までに2人の参加者が死亡(脱落)し、ついに被害者遺族まで現れたこのプログラム。第6話以降の注目ポイントに迫りたいと思います。

このプログラムの“真の目的”と「裏切り者」

統晴の不可解な死、翔太の失踪、そしてカトウの「シナリオ通り」という言葉。カトウの回想により、このプログラムが樹たちのものではなく“被害者のため”の更生支援であることが明らかになっています。第5話の終わりには、監視カメラで樹たちの様子を見ていたカトウが「裏切り者がいるとも知らないで」と呟いており、ようやくメンバーに心を開き始めていた樹にとって不穏な雰囲気も。裏切り者はいったい誰なのか、そしてメンバーたちの最終審判がどう下されるのかに注目です。

樹が背負う“罪”と過去

第5話では、樹がついに自らの過去を語り始めました。樹が犯した「傷害罪」を“裁く”のはいったい誰になるのか。そして、プログラムに対して異常なまでの猜疑心を持ち、頑なに施設に残り続けようとした樹が、“戸籍”を得て自分の人生を歩むことができるのかも見どころです。

樹たちにとっては“更生”という善意の仮面を被った、残酷な“地獄”。果たして樹たちは、カトウの仕掛けた罠をかいくぐり、生きてこの施設から脱出できるのでしょうか。FODでは第1話から最新話まで全話配信中です。衝撃のヒューマンサスペンスを、ぜひその目で見届けてください。

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