F1ドライバーになるには?中野信治が語る最速でもなれない理由とF1レーサー決定の裏側
【F1への道】最速でもなれない理由・F1レーサー決定の裏側【中野信治/森川智之】

00:01 オープニング
00:53 ゲスト紹介
01:58 F1ドライバーになるには?
08:20 カメくんの質問コーナー
09:39 ドライバーの体感温度は?
10:29 カーナンバーの秘密
11:29 F1マシンは怖くない?
12:38 エンディング
F1ドライバーになるには?カートから始まる道のり
野球やサッカーと違い、モータースポーツは「自分がやりたいから始められる」競技ではないと語る中野氏は、その理由をこう述べました。
「モータースポーツというのはそもそも結構ハードルが高くて、野球とかサッカーと違って、自分がやりたいからと言ってできるものではないんですよね。そういった意味では親御さんの協力が必要で、私の場合は父親がレーシングドライバーでもあったので、その父の協力があってスタートすることができました」
中野氏自身は11歳からカートを始め、1987年には16歳で国際カートGPにおいて日本人初優勝・大会史上最年少優勝を果たしています。その後、1989年に18歳で全日本F3選手権に参戦。翌1990年には19歳で単身渡英し、フォーミュラ・ボクスホールなどに参戦して海外での経験を積みました。
そして1997年、プロスト無限ホンダからF1フル参戦デビュー。日本人として5人目のF1フル参戦ドライバーとなり、ルーキーイヤーには2度の6位入賞を果たしました。F1参戦が決まった経緯についても、動画内で中野氏自身が語っています。

F1を目指すのにかかるお金のリアル
ここまでの道のりで欠かせないのが資金の話です。モータースポーツは「お金がかかるスポーツ」として知られています。
動画では中野氏が、レーシングカート(全日本選手権・世界選手権クラス)で最低でも1000万円、場合によっては数千万円規模、F4ではカートの3~4倍、さらにF3・F2になると数億円規模になると説明しています。
また、資金を集めるために最も重要なのは、実は速さそのものではないと中野氏は明かします。
「人としての魅力がないと、この人を応援したいなという風に周りが思ってくれないと、結局やっぱりお金って出してもらえない。だから勝つだけでもダメなんですよ」
速さだけではなく、人との出会いや応援してもらえる人間性も、F1を目指すうえでは重要な要素になるようです。

レースならではの小ネタも飛び出した後半パート
さらに番組の後半では、F1にまつわる素朴な疑問にも答えています。カーナンバーにまつわる疑問では、F1ではドライバーが2~99の番号から自分のカーナンバーを選択でき、1番は前年のF1世界王者が使用できる特別な番号となっています。なお、世界王者が1番を使用することは義務ではありません。
ルイス・ハミルトンの「44」は少年時代のカート番号に由来し、シャルル・ルクレールの「16」は、誕生日が10月16日であることなどが理由となっています。
また、時速300キロで走ることについて聞かれると、「怖くないというのは嘘になる」と答えた中野氏。ただし、その恐怖は速度そのものだけではなく、ブレーキの故障や他車の予期せぬスピンといった「不確定要素」への警戒によるものが大きいといいます。
速さ、資金力、人との出会い、そして運――F1ドライバーになるために必要なものは一つではありません。中野信治氏が語る「F1レーサー決定の裏側」は、ぜひ動画本編でも確認してみてください。

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