F1ドライバーになるには?中野信治が語る最速でもなれない理由とF1レーサー決定の裏側

F1 F1ドライバーになるには?中野信治が語る最速でもなれない理由とF1レーサー決定の裏側
元F1ドライバーの中野信治氏が、YouTubeの「フォーミュラ1年生」シリーズに登場しました。フジテレビ公式チャンネル「Fチャンネル」で公開されているこのシリーズは、F1初心者に向けてその魅力や基礎知識を分かりやすく解説する企画です。日本人として初めて世界三大レース(F1モナコグランプリ、インディ500、ル・マン24時間レース)すべてに参戦した経歴を持つ中野氏が、ウサギ先生(声:森川智之)、カメくん(声:小野木優花)の質問に答える形で、F1ドライバーになるまでの道のりや、それにかかるお金のリアルを語りました。

【F1への道】最速でもなれない理由・F1レーサー決定の裏側【中野信治/森川智之】

00:01 オープニング
00:53 ゲスト紹介
01:58 F1ドライバーになるには?
08:20 カメくんの質問コーナー
09:39 ドライバーの体感温度は?
10:29 カーナンバーの秘密
11:29 F1マシンは怖くない?
12:38 エンディング

F1ドライバーになるには?カートから始まる道のり

野球やサッカーと違い、モータースポーツは「自分がやりたいから始められる」競技ではないと語る中野氏は、その理由をこう述べました。

「モータースポーツというのはそもそも結構ハードルが高くて、野球とかサッカーと違って、自分がやりたいからと言ってできるものではないんですよね。そういった意味では親御さんの協力が必要で、私の場合は父親がレーシングドライバーでもあったので、その父の協力があってスタートすることができました」

中野氏自身は11歳からカートを始め、1987年には16歳で国際カートGPにおいて日本人初優勝・大会史上最年少優勝を果たしています。その後、1989年に18歳で全日本F3選手権に参戦。翌1990年には19歳で単身渡英し、フォーミュラ・ボクスホールなどに参戦して海外での経験を積みました。

そして1997年、プロスト無限ホンダからF1フル参戦デビュー。日本人として5人目のF1フル参戦ドライバーとなり、ルーキーイヤーには2度の6位入賞を果たしました。F1参戦が決まった経緯についても、動画内で中野氏自身が語っています。

F1ドライバーになるには?中野信治が語る最速でもなれない理由とF1レーサー決定の裏側

F1を目指すのにかかるお金のリアル

ここまでの道のりで欠かせないのが資金の話です。モータースポーツは「お金がかかるスポーツ」として知られています。

動画では中野氏が、レーシングカート(全日本選手権・世界選手権クラス)で最低でも1000万円、場合によっては数千万円規模、F4ではカートの3~4倍、さらにF3・F2になると数億円規模になると説明しています。

また、資金を集めるために最も重要なのは、実は速さそのものではないと中野氏は明かします。

「人としての魅力がないと、この人を応援したいなという風に周りが思ってくれないと、結局やっぱりお金って出してもらえない。だから勝つだけでもダメなんですよ」

速さだけではなく、人との出会いや応援してもらえる人間性も、F1を目指すうえでは重要な要素になるようです。

F1ドライバーになるには?中野信治が語る最速でもなれない理由とF1レーサー決定の裏側

レースならではの小ネタも飛び出した後半パート

さらに番組の後半では、F1にまつわる素朴な疑問にも答えています。カーナンバーにまつわる疑問では、F1ではドライバーが2~99の番号から自分のカーナンバーを選択でき、1番は前年のF1世界王者が使用できる特別な番号となっています。なお、世界王者が1番を使用することは義務ではありません。

ルイス・ハミルトンの「44」は少年時代のカート番号に由来し、シャルル・ルクレールの「16」は、誕生日が10月16日であることなどが理由となっています。

また、時速300キロで走ることについて聞かれると、「怖くないというのは嘘になる」と答えた中野氏。ただし、その恐怖は速度そのものだけではなく、ブレーキの故障や他車の予期せぬスピンといった「不確定要素」への警戒によるものが大きいといいます。

速さ、資金力、人との出会い、そして運――F1ドライバーになるために必要なものは一つではありません。中野信治氏が語る「F1レーサー決定の裏側」は、ぜひ動画本編でも確認してみてください。

F1ドライバーになるには?中野信治が語る最速でもなれない理由とF1レーサー決定の裏側

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「Fチャン」は、F1™の魅力をもっと深く、もっと分かりやすく届けるフジテレビ公式F1™チャンネルです。レース解説や見どころ、最新トピックス、注目ドライバーやチームの背景まで幅広く発信。F1™全戦を独占配信するFODと連動し、観戦体験がさらに楽しくなる情報をお届けします。