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“瀧昌さまロス”に備えよ!俳優・本田響矢の「ギャップ沼」にハマる出演作一覧

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現在、『波うららかに、めおと日和』の瀧昌さま役で大バズり中! 俳優の本田響矢さんが本日26歳の誕生日を迎えました。これからの活躍がますます楽しみですが、一方で『めおと日和』は残すところあと1話といよいよクライマックス。瀧昌さまとのお別れのときも刻一刻と近づいています。

“瀧昌さまロス”に備えよ!俳優・本田響矢の「ギャップ沼」にハマる出演作一覧
そこで今回は来るべきロスに備え、FODでチェックできる本田響矢さんの過去作品をピックアップ。新時代のライジングスターの歩みをたっぷりお楽しみください。

“王道1番手”の本田響矢にドキドキしたいなら……『青春シンデレラ』

その圧倒的ビジュアルから恋愛ドラマとの相性が良い本田さん。中でもThe王道イケメンというべき役柄が、『青春シンデレラ』の長谷川颯真です。

「告白するなら、外見くらいなんとかしろよ」(1話)――初恋の相手からそんな手ひどい言葉でフラれた17歳の高校生・萩野紫苑(久間田琳加)は、大学卒業後、メイクに目覚め、美しく変身。ビューティーコンサルタントとして充実した毎日を送っていました。だけど、失恋のトラウマから今でも恋愛はできないまま。本作は、そんな紫苑が不思議な力でもう一度高校生活をやり直すタイムスリップ・ラブストーリーです。

本田さんが演じるのは、紫苑のトラウマの元凶である初恋の人。1度目の高校生活では、住む世界の違う一軍イケメンにしか見えなかった颯真。でも、2度目の高校生活で少しずつ颯真の素顔が見えてくる。

確かに口は悪いし、無愛想。「萩野さんと二人になりたかったから」(3話)なんて思わせぶりな台詞で紫苑をからかう恋愛上級者……かと思いきや、林間学校の荷物を母親が荷造りしたことがバレると「アイツが勝手に……!」(3話)と急にスネたり、紫苑の「可愛いって……言ってください」(4話)というキラーフレーズにわかりやすくドギマギしたり。気になる相手がいればわざと酔っ払ったふりをして終電を逃すことくらいワケのない妙齢の我々には、17歳の颯真などまだまだ小わっぱ。クールぶってるけどお子様なところがダダ漏れている感じを愛でるのが、この作品の楽しみ方です。

本田さんのキャリアとしても、連ドラでヒロインの相手役を務めるのは本作が初めて。演技にもまだちょっとぎこちないところがあって、それもまた愛らしいところ。この瞬間しか見ることのできない初々しさを思う存分に味わって。

“ヤンデレ当て馬”の本田響矢に溺れたいなら……『セレブ男子は手に負えません』

“ヤンデレ当て馬”の本田響矢に溺れたいなら……『セレブ男子は手に負えません』 
本命男子が好きな方もいれば、当て馬男子が好きな方もいるでしょう。当て馬の本田響矢が見たいなら、オススメは『セレブ男子は手に負えません』です。

国際ロマンス詐欺に引っかかり、800万円もの借金を背負った主人公・百瀬ひかる(若月佑美)。借金返済を目指し、高収入に目がくらんで応募したのは、高級ペントハウスの管理人。そこには、世界的有名ブランドの次期社長・西園寺シオン(鈴木康介)ファッションモデルのルカ(井手上漠)、小児科医の神崎彰人(中尾暢樹)、そしてピアニストの天羽律(本田響矢)の4人のセレブが暮らしていた――。

パンピー(死語)とセレブ。この組み合わせだけで、勘のいいオタクはおわかりでしょう。そう、言ってしまえばこのドラマは『花より男子』です。ならば、クセの強い俺様気質のシオンが道明寺。つまり、もうこの時点でひかるの恋の相手がシオンであることはお察しなのです。

では、本田さん演じる律は誰かと言うと、それはもう花沢類一択。類がバイオリンなら、律はピアノ。ちょっとふわふわしている感じも類っぽい。“花沢類”をやっている本田響矢が見たいという人は、一にも二にも『セレブ男子は手に負えません』を観てください。それとなく夢は叶います。

類は類で危ういところはありましたが、それ以上に律くんはなかなかのヤンデレ。一見人なつっこく、ひかるに対しても友好的。ニコニコスマイルで子犬のように尻尾を振ってくるのですが、時折ゾッとするくらい目が笑っていない。その視線は、ひかるを見ているようで見ていない空洞感があります。

自分の才能を信じられない律は、コンサートが近づくにつれて、どんどん精神崩壊。ひかるに対していきなりキスをぶちかましておきながら、「本当に察し悪いなあ。僕がひかるちゃんのこと、本気で好きになると思った?」(4話)とブチギレます。自分からキスをしておいて、この態度。

でも、そんな闇属性を全身で背負った本田響矢にゾクゾクしてしまうのがオタクというもの。ヤンデレ律くんが、ひかると出会って、どう変わっていくのか。その成長に胸を熱くしながら、本田響矢の底なし沼のような瞳の威力に溺れちゃってください!

“無愛想だけどウブ”の本田響矢にキュンキュンしたいなら……『私は整形美人』

“無愛想だけどウブ”の本田響矢にキュンキュンしたいなら……『私は整形美人』
瀧昌さまの魅力といえば、ギャップ。軍人らしく無口でコワモテかと思ったら、実は奥手な純情青年。この振り幅に多くの視聴者が平常心を奪われました。

まだまだギャップ萌えを楽しみたい方につける薬は『私は整形美人』。なぜならこの作品で本田さんが演じた坂口慧もまた“無愛想だけどウブ”という瀧昌さまに勝るとも劣らない破壊力を持ったキャラクターだから!

容姿を理由にひどいイジメを受けてきたヒロイン・片桐美玲(石井杏奈)は、大学進学をきっかけに整形。誰もが振り向く美人に生まれ変わります。これでやっと幸せな人生を歩める……はずだったのに、外見コンプレックスによってこじらせた自己肯定感は整形後も低いまま。さらに、あることがきっかけで美玲が整形美人であることが大学じゅうに広まってしまうのでした。

そんな美玲の王子様となるのが、本田さん演じる慧です。ただし、この慧もまた一筋縄ではいかない男。周囲から血が通っていないとささやかれるほど、いつも仏頂面。外見で人をランクづけする美玲に「顔よりその性格どうにかしろよ」(2話)と吐き捨てるなど、性格はクールを超えて冷淡。熱さまシートよりひんやりしています。

が、ここからが慧の萌えどころ。抱えていたトラウマを解消してくれた美玲に恋をした途端、顔面偏差値ハーバード級イケメンから、恋愛偏差値Fランクイケメンに突然のキャラ変。美玲の「すごく好き……その香り」(5話)というあざと台詞にゴクリと息を呑み、美玲の友人から「さては美玲のこと好きでしょ?」(5話)と見抜かれた暁には、瀬田くんの名前を聞いたときの瀧昌さまくらい激しく動転します。

いつもは黒い服ばかり着ているのに、美玲との初デートでは明るいライトブルーのシャツを着てきたり。緊張のあまり、ずっとカフェのメニューが逆さになっているのに気づかなかったり。顔面は強いのに恋愛下手すぎる慧がもう可愛くてしょうがない!

“無愛想だけどウブ”な役をやらせたら向こうところ敵なし。ウブ界における天下無双の大将軍が、俺たちの本田響矢なのです!

“おバカ男子”の本田響矢にほっこりしたいなら……『すぱいす。』

“おバカ男子”の本田響矢にほっこりしたいなら……『すぱいす。』
これまで『青春シンデレラ』や『私は整形美人』のようなクールイケメンか、『セレブ男子は手に負えません』のようなふわふわ甘えんボーイを演じることの多かった本田さん。せっかくなら、今まで見たことのない本田響矢が見たい。あなたのその願い、叶えるドラマがちゃんとあります。それが、『すぱいす。』です。

本田さんが演じるのは、キャバクラで送迎ドライバーの仕事をしている北野祐樹。彼の勤めるキャバクラのNo. 1キャバ嬢・杉本奈月(吉田凜音)。偶然立ち寄ったカレー屋で知り合った腕利きシェフ・森田晃(奥野壮)。人生に行きづまりを感じていた3人は、キッチンカーで各地をまわり、その土地の食材を使ったカレーを販売する「ナツキ食堂」をオープンさせます。これは、そんな「ナツキ食堂」を通して出会う客たちと3人の、食を通じた人生の再生物語。

この祐樹のキャラクターが、抜群にいいんです。経営の才覚に長けた奈月、愛想はないが腕は一流の晃と違い、祐樹は何の特技もない。二人がいないと「ナツキ食堂」はやっていないけど、祐樹がいなくても特段困ることはない。

夢も、才能も、根性も、ついでに金もない。ないない尽くしの自分が嫌で、なんとか変わろうとするけれど、根気がないから結局続かなくて、ただ流されて、ここまでやってきただけ。瀧昌さまみたいな立派な軍人でもなければ、律みたいにピアノが弾けるわけでもない。颯真や慧みたいなモテ男子にも程遠い。だけど、そんな平凡で、何も持っていない祐樹に、気づけば他のどのキャラクターよりも親しみを抱くようになるのです。

何より、祐樹は何も持っていないけれど、一つだけ持っているものがあります。それが、明るさ。誰とでも一瞬で仲良くなれて、どんなときも決してめげない。真冬の青空みたいに、祐樹を見ていると心が温かくなるのです。第7話で偶然知り合ったスナックのママ(橋本マナミ)の家に転がり込んでいる祐樹を見て、その天性のヒモ体質に「口座番号教えて! 言い値で振り込むから!!」と懇願しそうになりました。

何よりこのドラマ、祐樹と晃と奈月、3人の空気感が心地いいんです。各話のエンディングは、次の場所へと向かう3人の車内の様子で締めくくり。そのわちゃわちゃした空気感に思わず涙がこぼれそうになったら、それはもうあなたがこの『すぱいす。』の味に病みつきになっている証拠です。

“恋愛圏外”の本田響矢に安心したいなら……『彩香ちゃんは弘子先輩に恋してる』

“恋愛圏外”の本田響矢に安心したいなら……『彩香ちゃんは弘子先輩に恋してる』
俳優を推す上でやってはいけないことの一つが、役と本人を同一視すること。いつまでも役のイメージを引きずることは、俳優本人にとってマイナスにもなります。ちゃんと切り替えなきゃと頭では理解しつつ、心がついていかないのがオタクの面倒くささ。特に今回、『めおと日和』で沼落ちしたファンの中には、一定数こう思っている人もいるんじゃないかと思います、芳根京子さん以外とラブコメしている本田響矢は見たくない、と。

そんなワガママ、絶対に本人に押しつけちゃダメ。だけど、あれだけお二人ともハマっているワケですから、そう思ってしまうのも無理のない話。本田さんの過去作を遡りたい。だけど、まだ瀧なつの甘い夢から醒めたくないという強欲なオタク必見なのが、『彩香ちゃんは弘子先輩に恋してる』です。

なぜかと言うと、このドラマはGL(ガールズラブ)。同じ会社の弘子先輩(森カンナ)に恋をした彩香ちゃん(加藤史帆)の奮闘を描いた物語です。つまり、男性である本田さんは恋愛に関しては蚊帳の外。なので、まだ瀧なつ以外のラブシーンは見られないという厄介オタクでも安心して楽しむことができます。

本田さんが演じるのは、弘子先輩の同期・犀藤優也。周囲をよく見ていて、気配りもできるシゴデキ男子です。特徴的なのは、弘子先輩の同期なので年齢はミドサー。実年齢より下の役を演じることの多い本田さんにとっては珍しい大人の男です。シックなセットアップスタイルに、サイドにちらりと垂れる前髪が大人の色気。優也先輩みたいな会社がいたら……という妄想だけで、憂鬱な午後の仕事も捗るくらいには眼福です。

2話では玉置浩二の『メロディー』をじっとり歌う姿も披露。本田響矢の歌声なんてなんぼあってもええですからね。出番は多くありませんが、随所にキュンを振りまいてくれるので、気楽に楽しめるところも本田のオタクにはありがたいポイント。

何より彩香ちゃんと弘子先輩の恋模様が楽しい! なんとか弘子先輩を落とそうと必死な彩香ちゃん。一方、彩香ちゃんのことをノンケだと思い込んでいる弘子先輩は絶対にノンケには恋をしないと、これまた必死に彩香ちゃんからのアタックをかわします。そんな二人のほのぼのすぎる恋愛バトルは見ているだけでニコニコ顔に。

また、本作は6月26日(木)からシーズン2の放送が決定しています。もちろん本田さんも続投。つまり今のうちに履修しておけば、瀧昌さまロスに苦しむことなく、新しい本田さんの供給にあずかれます。未見のオタクは今すぐ大急ぎで追いついて!

(文・横川良明)

◇本田響矢  FODで配信中の出演作一覧!

波うららかに、めおと日和 https://fod.fujitv.co.jp/title/8068/
私は整形美人【独占!】 https://fod.fujitv.co.jp/title/108b/
青春シンデレラ https://fod.fujitv.co.jp/title/g9f4/
すぱいす。 https://fod.fujitv.co.jp/title/806v/
彩香ちゃんは弘子先輩に恋してる https://fod.fujitv.co.jp/title/2004/
セレブ男子は手に負えません https://fod.fujitv.co.jp/title/00jw/
純喫茶イニョン https://fod.fujitv.co.jp/title/304s/
合理的にあり得ない 探偵・上水流涼子の解明 https://fod.fujitv.co.jp/title/70bb/
モンスター https://fod.fujitv.co.jp/title/203f/
『波うららかに、めおと日和』(C)西香はち/講談社(C)フジテレビ
『私は整形美人』(C)メンギ・LINE Digital Frontier/NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
『青春シンデレラ』(C)ABC
『すぱいす。』(C)BS-TBS
『彩香ちゃんは弘子先輩に恋してる』(C)「彩香ちゃんは弘子先輩に恋してる」製作委員会・MBS
『セレブ男子は手に負えません』(C)ABC・DLE
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