毎週木曜深夜2時15分からフジテレビで放送中のドラマ『ロンダリング』。本作は、“死者の声が聞こえる”特殊能力を持つ緋山鋭介(藤原丈一郎)が、社会の闇に消された人々の“非業の死”の真相に迫る、社会派ミステリーとなっています。今回は、緋山に事故物件のロンダリングを依頼する『アマミ不動産』社長・天海吾郎を演じている大谷亮平にインタビュー。本作の見どころや、撮影中のエピソードについて伺いました。
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【インタビュー】ドラマ『ロンダリング』大谷亮平
――初めて台本を読んだ時の感想を教えてください。
正直、この特殊能力とか現実味のないものは、ちょっと苦手意識があったんですよ。いくら芝居といえど、そこに対する興味だったり思い込みがないと役として入っていけないんで、どう気持ちを乗せて入っていけばいいかなというのは、最初に思いました。ですが、台本が本当に面白かったので、自然と興味を持って、気持ちを乗せられたと思っています。

――台本を読んで気持ちを乗せられたポイントはどの辺りでしょうか?
台本が小説のような感じで読めたので、どんどん次の展開が待ち遠しくなるという意味で気持ちが乗りました。それと、天海吾郎という役は最初の登場シーンがすごく緊張感があったり、ダークな部分を抱えている人物っぽく映ると思うんですよ。それに加えて、天海という人間の過去や人間味のある部分も出てきて、そういう天海の人間性にとても興味がわきました。
――本作の見どころを教えてください。
多少複雑なストーリーではあるんですけど、「どこがどう繋がっているのか」みたいなところが非常に気になる作品になっています。緋山の霊の声をキャッチするという能力が一番大きなヒントになってくるし、それによってより考えさせられることがあるので、僕はそこが一番見どころだと思います。もちろん、ただのミステリーじゃない、人間味のあるいろいろな繋がりの話もあるんですけど、そこに行くまでの謎解きの部分に僕は興味を持ったので、その点もすごく見どころとして捉えています。

――撮影中の印象的なエピソードはありますか?
セリフが結構長いシーンが多かったんですけど、リハーサルで見事に言い切れたときに、向かいに座っていた緋山と夏凜(菅井友香)が拍手してくれることがあったんですよね(笑)。みんなも長いセリフのシーンが結構あるので、「ちゃんと覚えてる…!」って驚いたみたいで。思わず2人が拍手してくれて、なんか嬉しかったです。
――天海吾郎を演じるにあたり、どのような点を意識して役作りしましたか?
スリーピースでビシッと決めてる雰囲気があるので、この作品の緊張感をリードしていければいいなと思いました。なので、前半はサイボーグっぽく、すごく冷たくドライに見えるように意識して演じました。それが徐々に開けてきて、見ている人から共感されるような人間味を、彼らとの関わりの中で少しずつ出てきたらいいなと。後半は、ただの人間味のない感じだと面白くないので、表情だったり、イラっとしている素のような一面を出していこうと思いました。前半との差を楽しんでいただけると思います。

ちょっと難しいストーリーになっているので、キャスト同士でも確認し合って作り上げています。そして、僕自身もミステリー部分の展開を楽しみながら撮影に臨んでいます。一回この世界に入ると、どんどん先が気になるような作品になっています。“霊の声”に注目しながら、このミステリーを楽しんでいただきたいです。
ドラマ『ロンダリング』は、毎週木曜日深夜2時15分よりフジテレビほかにて放送中。FODでは、地上波放送直後から1週間の独占先行配信を行っています。先が読めないドラマの展開を、誰よりも早くお楽しみください。
◇ドラマ『ロンダリング』概要
タイトル | 『ロンダリング』 |
放送 | 毎週木曜 深夜2:15~ |
出演 | 藤原丈一郎/菅井友香/橋本涼/久保田磨希/趙珉和/和田正人/谷村美月/大谷亮平 |
スタッフ | 脚本:古家和尚/音楽:秦コータロー チーフプロデューサー・演出:木村淳 演出:髙野有里、西村美保 |
URL | https://www.ktv.jp/laundering/(公式サイト) https://fod.fujitv.co.jp/title/80ny(配信URL) |