不朽の名作が令和に蘇る!『102回目のプロポーズ』主演・唐田えりかが語る、 名作を引き継ぐプレッシャーと武田鉄矢から学んだこと

3月19日(木)からFODで配信スタートしたドラマ『102回目のプロポーズ』。今回は主演を務める俳優・唐田えりかのインタビューをお届けします。

『102回目のプロポーズ』とは

『102回目のプロポーズ』キービジュアル

35年前、日本中に「僕は死にません!」の旋風を巻き起こし、社会現象となったドラマ『101回目のプロポーズ』。その正統なる続編として制作されたのが、今回の『102回目のプロポーズ』です。

主演を務めるのは、透明感としなやかな演技で注目を集める俳優、唐田えりか。前作の主人公・星野達郎の娘である星野光(ほしのひかる)役を演じる唐田に、名作のバトンを受け取った際の心境や、共演したせいや(霜降り明星)、そしてレジェンド・武田鉄矢との撮影秘話をたっぷりと語ってもらいました。

『102回目のプロポーズ』主演・唐田えりかインタビュー

「令和版」として引き継がれる、愛されるキャラクターの力

――最初に台本を読んだ際の感想からお聞かせいただけますか?
お話をいただいたタイミングで、改めて前作の『101回目のプロポーズ』を拝見しました。その直後に本作の脚本を読ませていただいたのですが、前作の良さが「令和版」としてしっかり引き継がれている印象を受けました。武田鉄矢さんが演じられた達郎さんのような、一人ひとりのキャラクターの濃さや愛される力が、脚本の時点ですごく強くて。読み進めるのが本当に楽しくて、現場に入るのが待ち遠しくなりました。

――前作『101回目のプロポーズ』でお気に入りのシーンがあれば教えてください。
薫さんが海辺にいて、達郎さんが軽トラを止めて浜辺を駆け下りてくるところです。一生懸命すぎて思わず笑ってしまうような、でも胸が熱くなるような……薫さんが色々背負っている中で、思わず笑みが溢れてしまう、泣き笑いのお芝居がすごく好きですね。

――せいや(霜降り明星)さんが演じる姿も、台本の時点でイメージできましたか?
イメージ通りだと感じる部分もありましたし、実際に現場に入ってからは、せいやさんご自身の真っ直ぐさや素直さが、太陽(たいよう)というキャラクターを、より魅力的にしているなと感じました。ご一緒にお芝居をしながら「ここは名シーンになる」「絶対予告で使われる」と確信できる瞬間が多くて、とても新鮮な体験でした。

ビジュアルから役を馴染ませ、笑いとの戦いも

――今回、前作の主人公・達郎の娘である光という大役を演じられますが、役をどのように捉え、意識されましたか?
まず見た目の部分では、エクステをつけて長髪にしました。私自身、ここ数年は髪を長くしていなかったので、ロングヘアは久しぶりの感覚でした。ですが、ビジュアルから入ることで役が馴染んでくるのを実感しました。衣装についても、前作の浅野温子さんが持っていたカッコよさを彷彿とさせるスマートなものが多かったので、そういった部分に助けていただきました。

――ロングヘアも、どこか前作の薫(かおる)さんの面影を感じさせますね。
薫さんの「髪がなびく感じ」が少しでも引き継げたような気がして、個人的にも嬉しかったです。

――現場での苦労などはありましたか?
現場では、せいやさんや武田鉄矢さんが本当に面白くて(笑)。あまり影響されて笑いすぎないように、というのは常に意識していました。

自分自身との共通点と、挑戦し続けるマインド

――唐田さん演じる光の、一番の魅力はどこでしょうか?
光は存在しているだけで人の目を引くような、どこかミステリアスな、しなやかさを持っています。それは薫さんから引き継いだ部分でありながら、達郎さんに育てられた明るさもしっかり備わっている。そのバランスが魅力的だなと思います。

――ご自身と共感できる部分はありますか?
光は「どんな時も笑っていよう」という精神を持っているのですが、そこは私自身の心持ちと似ている気がしました。

『102回目のプロポーズ』主演・唐田えりかが語る、 名作を引き継ぐプレッシャーと武田鉄矢から学んだこと

制作陣の並々ならぬ気合いと、武田鉄矢という「先生」

――クランクイン前に、制作陣の方々から作品の世界観について共有はありましたか?
プロデューサーの方をはじめ、皆さんが準備段階から密にコミュニケーションを取ってくださいました。何より感じたのは、全員が『101回目のプロポーズ』を心から尊敬していて、「この名作をしっかり引き継ごう」「絶対に無駄にはできない」という強い想いを持っていたことです。良い緊張感を持ってやっていこうという気合いは、チーム全員が同じ方向を向いていたと思います。

――現場では武田鉄矢さんからアドバイスなど受けましたか?
実は、武田さんが本読みや打ち合わせの際に発言してくださることで、シーンが増えることがあったんです。現場では「武田さんにがむしゃらについていけば、きっと良いことが起こる」という安心感があって、とても頼らせていただきました。

――武田さんと実際にお会いして、印象はいかがでしたか?
テレビで拝見していたイメージ通りの方でした。裏表がなくて、武田さんが「おはようございます」と入ってこられるだけで、現場が一気にパッと明るくなるんです。撮影が進むにつれて「良くなってきたな。今の良かったからモニターで確認して」と声をかけてくださったり、台本の裏紙を使って文字の成り立ちを説明してくださったりすることもあって。「本物の金八先生だ!」って思う瞬間が何度もありました(笑)。そのおかげで、最初はガチガチだった私の緊張も、途中から「武田さんに会えるのが楽しみ」という気持ちに変わっていきました。

せいやさんの「ピュアでまっさらなお芝居」

――共演したせいやさんの印象はいかがでしたか?
せいやさんは、まさに現場の「太陽」でした。初対面から色々とお話しできましたし、合間もずっとゲラゲラ笑い合っていて、笑いの絶えない現場でしたね。太陽さんとのシーンは楽しい内容が多かったので、その空気感のまま、お芝居に入ることができました。せいやさんのお芝居を見ているだけで自然と笑みがこぼれてくる、そんな感覚でした。

――俳優としてのせいやさんは、どのようなタイプだと感じましたか?
以前、ゆりやんレトリィバァさんとご一緒した時も感じたのですが、芸人さん特有の「予測不能な面白さ」がありました。でもそれ以上に、すごくピュアな方だなと。台本に書いていなくても、お芝居の中で自然と涙が溢れ出してしまうような、真っさらなお芝居をされる方で、とても素敵だなと思いました。

『102回目のプロポーズ』主演・唐田えりかが語る、 名作を引き継ぐプレッシャーと武田鉄矢から学んだこと

撮影で特に印象に残っているシーン

――特に仕上がりが楽しみなシーンはどこですか?
予告編にも少し入っていますが、太陽さんがチェロを買って走ってくるシーンです。私の立ち位置からは、彼がものすごく遠くから無我夢中で、大きな声を出しながら可愛らしく走ってくるのが見えて。それを見た瞬間、「太陽さんは日本中に愛されるキャラクターになるんだろうな」と確信しました。名シーンが生まれる瞬間を目の当たりにした気がして、特に印象に残っています。

――前作を彷彿とさせる「トラックのシーン」もあると伺いました。
それも武田さんのアイデアから生まれたシーンなんです。あのシーンがあるかないかで、作品のポイントが大きく変わる重要な場面になったと思います。今作ならではの名場面として楽しみにしていただければと思います。

――今作ならではのストーリーの魅力は?
せいやさんや武田さんとの和気あいあいとしたシーンだけでなく、伊藤健太郎さんとのシーンではしんみりしたり、じわじわと心が動かされたりします。笑いもあれば、切なさもある。どのジャンルも詰まっている作品なので、見ていて飽きない魅力があると思います。

――最後に、放送を楽しみにしている方へメッセージをお願いします。
前作ファンの方が見たら「あ、あの時の!」となるような仕掛けもたくさんありますし、期待を裏切らない内容になっています。そして、せいやさん、伊藤健太郎くん、私で紡いでいく物語は、この時代だからこそ染みる「真っ直ぐさ」がたっぷり詰まっています。どの世代の方にも楽しんでいただける作品になっていますので、ぜひご覧ください!

『102回目のプロポーズ』主演・唐田えりかが語る、 名作を引き継ぐプレッシャーと武田鉄矢から学んだこと

1991年から2026年へ。『101回目のプロポーズ』から渡されたバトンは、『102回目のプロポーズ』へと受け継がれて、どのような物語を見せてくれるのでしょうか。

『102回目のプロポーズ』は第1話と第2話をFODで配信中。『101回目のプロポーズ』も全話見放題配信中ですので、ぜひ合わせてお楽しみください。

(撮影:髙橋将志)

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『102回目のプロポーズ』概要

タイトル 『102回目のプロポーズ』(全12話)
配信 FODにて3月19日(木)20時~1・2話配信開始 以降3日に1話最新話配信
※配信日時は予告なく変更になる場合があります。予めご了承ください。
放送 4月1日(水)23時~フジテレビ・及びフジテレビ系列局(一部地域を除く)にて放送開始
以降、毎週水曜23時~23時30分放送
※放送日時は予告なく変更になる場合があります。予めご了承ください。
出演 唐田えりか、せいや(霜降り明星)、伊藤健太郎 /
平祐奈、林カラス、太田駿静(OCTPATH)、落合モトキ、田中律子 /
武田鉄矢 ほか
スタッフ 企画:鈴木おさむ
音楽:出羽良彰/兼松衆
企画・プロデュース:栗原美和子(共同テレビ)
脚本:私オム
演出:木村真人
URL https://fod.fujitv.co.jp/title/013t (FOD配信ページ)
https://www.fujitv.co.jp/102nd_proposal/ (オフィシャルページ)
https://youtu.be/AcWXaNEBZVU (スポット動画)

©フジテレビ