20世紀最高のアーティストと言われ、様々な伝説を残したマイケル・ジャクソン。シンガーソングライター、ダンサー、パフォーマーとして超一流だった彼の伝記映画『Michael/マイケル』が6月12日(金)より全国ロードショーとなるのに合わせて、彼の圧巻のパフォーマンスや人となりを知ることができる、FODで配信中の6つの作品をご紹介しよう。
■『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』
およそ10年ぶりのカムバックコンサート開幕を直前に控えた2009年6月に急逝したマイケル・ジャクソン。その死の前日まで行われていたライヴのリハーサルを記録した映像をもとに、幻となった公演を再現する2009年の音楽ドキュメンタリー。興行収入は2億5200万ドル超と、ドキュメンタリー映画として歴代1位を記録している。
50歳のマイケルが本番さながらのクオリティでリハーサルに臨む姿が見られる。本番と違って舞台裏ということで、彼がいかに音楽に、ダンスに、演出にこだわってショーを創り上げていったかも感じられる、貴重な記録映像だ。マイケル個人としてのヒット曲はもちろん、ジャクソン5時代の楽曲を披露する様子も含まれている。マイケルが曲に込めた思いを自ら説明するくだりや、関係者が語る“キング・オブ・ポップ”の凄さも必見。監督は、ライヴの共同制作・演出を担当していたケニー・オルテガ。FOD配信バージョンでは、映画では明かされなかった未公開映像も一挙収録。
■『ムーンウォーカー』

マイケル・ジャクソンが原案、主演を務めた、1988年のファンタジックなSF作品。当時人気絶頂だったマイケルのほかには、『ホーム・アローン』シリーズの泥棒役で知られるジョー・ペシ、ジョン・レノンの息子ショーン・レノンも出演している。マイケルのヒット曲の数々のメドレーと、長めのミュージックビデオを組み合わせたような内容だ。
一番の目玉は「スムーズ・クリミナル(Smooth Criminal)」のパフォーマンスだが、子どもたちが『バッド(Bad)』のミュージックビデオを完全再現した『Badder(バッダー)』も一見の価値あり。さらに、「スピード・デーモン(Speed Demon)」が流れる場面では、実写とクレイアニメを組み合わせてマイケルがクレイアニメのキャラクターとともに踊るシーンもある。ラストでマイケルがビートルズの楽曲「カム・トゥゲザー(Come Together)」をカバーするのも含めて、最後まで見逃せないラインナップ。
■『マイケル・ジャクソン:ヴィデオ・キルド・ザ・ラジオ・スター』

名曲と名高い「ビリー・ジーン(Billie Jean)」や「スリラー(Thriller)」をはじめとしたマイケル・ジャクソンの有名なミュージックビデオを、撮影した監督や音楽プロデューサーなどの関係者の証言も含める形で紹介。マイケルの幻のアイデアや、ミュージックビデオが放送されるまでの裏話も語られ、いかにマイケルが前例のないようなことを成し遂げたかが露わになる。関係者として、マイケルの黄金期のプロデューサーだったクインシー・ジョーンズも登場。
■『マイケル・ジャクソン:最後のカーテンコール』

2009年6月に急死したマイケル・ジャクソンの最後の日々を振り返る2018年のドキュメンタリー。世界中が衝撃を受けたスーパースターの突然の訃報を、それが起きた経緯やそれによってもたらされた混乱や反響も含めて映し出す。
オープニングは、マイケルが息をしていないと通報する電話の音声からスタート。5歳の頃からショービズ界に身を置き、子どもの頃からずっと人目にさらされ続けたマイケルは、死んだ時すらプライバシーが守られなかった。マイケルが死んだのか否かをめぐり報道やファンの反応が過熱した様子も映し出し、ジャーナリズムやファンのあるべき姿についても問いかける。
彼が亡くなる前日までライヴのリハーサルを行っていた会場で開かれた追悼式の模様も収められており、『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』のその後を綴る(補完する)内容と言える。
■『マイケル・ジャクソン:最期の一日』

マイケル・ジャクソンはなぜ、本来麻酔として使うような効果の強い薬の中毒になり、最終的に命を落とすことになったのか? 最後の24時間を考察するドキュメンタリー。繰り返された整形手術やどんどん白くなる肌により批判されたマイケルだが、そのきっかけとなったのは1984年に起きた事故と非常に珍しい病気、そして幼い頃に家族によって刻まれた心の傷だった――。
証言者としてマイケルの友人たちも登場し、『マイケル・ジャクソン:最後のカーテンコール』よりもマイケル自身の内面に切り込んだ内容になっている。
■『マイケル・ジャクソン:マン・イン・ザ・ミラー』

マイケル・ジャクソンの楽曲「マン・イン・ザ・ミラー(Man In The Mirror)」になぞらえて、彼の軌跡――どんな人間だったのか――を辿るドキュメンタリー。家族ぐるみで付き合っていた友人や元ボディガードが登場し、マイケルが子ども好きだった理由や、スーパースターとしてミステリアスに振る舞う一方で繊細だった内面、大好きだったブルース・リーやアニメ、「自分の状況を理解することができる唯一の存在」と見なしていたダイアナ妃との友情などについても語られる。
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