【F1™︎ 2026】桜咲く鈴鹿でオーバーテイクの応酬に期待:日本GP日程・配信スケジュール

F1 日本GP日程・配信スケジュール
「F1世界選手権」の2026年シーズンはオーストラリア、中国と転戦し、いよいよ日本開催。鈴鹿サーキット(三重県)での「日本グランプリ」を迎えます。今年は1976年に富士でF1が初開催されてから50年の節目。その歴史の中で鈴鹿サーキットは幾度となくチャンピオン決定の舞台、F1史に残るドラマの舞台となってきました。

抜きづらいと言われる鈴鹿で新レギュレーションの効果は?

歴代のF1ドライバーたちの多くが「鈴鹿は憧れのコース」「最も好きなコース」とリップサービス無しで絶賛する鈴鹿サーキットですが、レーシングコース(約5.8km)は63年前に作られたクラシックサーキットです。コーナリングが連続する区間が長く、フルブレーキングポイントは2箇所。どこにもないレイアウトになっており、一般的にはオーバーテイクが難しいコースとしても知られています。

事実、昨年はピットインのタイミングによる一時的な順位変動はあったものの、上位陣に目立ったオーバーテイク合戦はなく、トップ10の順位は、スターティンググリッドと決勝順位が全く同じという結果になりました。

ただ、今季はF1の規定変更でマシンが小型化、接近戦が可能、オーバーテイクモードの導入などで、メルボルン(オーストラリア)では前年比約3倍のオーバーテイク回数が記録されたのです。

先にオーバーテイクシステムというパワーアップデバイスを導入している日本のスーパーフォーミュラでは鈴鹿のレースで数多くのオーバーテイクやバトルが展開されていますし、F1でも今までにない回数のオーバーテイクが鈴鹿で見られるのではないでしょうか。

日本GP日程・配信スケジュール

涙の初優勝を飾ったアントネッリに期待高まる

3月15日(日)に決勝レースが行われた第2戦・中国グランプリはエモーショナルなレースになりました。メルセデスの1-2獲得は開幕戦と変わらずですが、F1で2年目となるキミ・アントネッリ(メルセデス)がF1初優勝を達成しました。アントネッリは決勝を前にした予選で史上最年少のポールポジション獲得という記録を樹立。優勝に関しては18歳で初優勝を記録しているマックス・フェルスタッペン(レッドブル)に次ぐ史上2番目の記録となりましたが、いずれにしても次世代スターのインタビュー中の涙に、世界中が感動しました。

アントネッリは2006年8月25日生まれの19歳。レーシングカートを経て、15歳でイタリアF4にデビュー。その2年後にはフォーミュラリージョナル欧州選手権でチャンピオンに輝き、2024年には飛び級でF2にステップアップしました。その年のシーズン前にルイス・ハミルトンのフェラーリ移籍が発表され、メルセデスの秘蔵っ子と目されていたアントネッリは一気に注目を集めます。そして2025年、メルセデスからのF1デビューが決まりました。

18歳でのデビュー、しかもF1トップチームからの参戦には懐疑的な声もありましたが、ルーキーイヤーにマイアミのスプリントレースでのポール獲得、シーズン終盤戦のサンパウロ、ラスベガスでの表彰台獲得を含む活躍を披露。カナダ、マイアミ、ラスベガスなど初レースのコースで顕著な好成績を残してきました。初レースとなった鈴鹿でもジョージ・ラッセル(メルセデス)から0.2秒落ちのタイムでしたし、決勝では史上最年少のファステストラップを記録してラッセルに肉薄しました。

初優勝を経験した今、未経験の鈴鹿でもいきなりの好パフォーマンスを見せたアントネッリに期待しない理由はありません。今回の鈴鹿は伝説の始まりになっていくかもしれませんね。

日本勢の躍進に期待!ハースとホンダの挑戦

今年は日本人レギュラードライバーの参戦が無いのが残念ですが、母国・日本で応援の対象となるのは日本に関連するチームでしょう。

日本人エンジニアの小松礼雄(こまつ・あやお)がチーム代表を務める「ハース」は今年からトヨタとのパートナーシップを強化。チーム名は「TGR・ハースF1チーム」となり、マシンは大きくToyota Gazoo Racingのロゴである「GR」の2文字が描かれています。チーム代表として3年目となる今季の「ハース」は好調で、2年目のF1シーズンとなるオリバー・ベアマンがこれまでのスプリントを含む3レース全てで入賞という絶好調ぶりを見せています。

ベアマンは2戦を終えて、なんとポイントランキング5位。選手権ポイントを積み上げていくことは、中堅チームにとって将来的にも大きな力になります。ベアマンは昨年の鈴鹿でQ3に進出し、10位フィニッシュを果たしてポイントを獲得。メキシコGPではオスカー・ピアストリ(マクラーレン)らを抑えて4位フィニッシュを獲得し、ドライバー・オブ・ザ・デーを獲得しています。ベアマンとしてもドライバーズサーキット「SUZUKA」で世界が驚く速さを見せて、将来的なトップチームへのアピールに繋げたいところでしょう。アントネッリと並ぶ新世代スター候補の走りに注目です。

そして、パワーユニットサプライヤーとして参戦する「ホンダ」にとっては昨年までとは全く違う状況の日本グランプリです。上海のスプリントレースは完走したものの、決勝レースはリタイアせざるを得ない厳しい状況が続いています。日本グランプリではなんとかフィニッシュして、しっかりデータを蓄積し、後のアップデートに繋げて欲しいものですね。

中東情勢の不安定化により、第4戦バーレーンGP、第5戦サウジアラビアGPの中止が決定。鈴鹿の後は5月の第6戦マイアミGPまでレースがありません。世界的には様々な不安が渦巻く中ですが、桜が満開の鈴鹿で世界中のF1ファンが感動するレースが展開されることを祈りましょう。

日本GP日程・配信スケジュール

FOD F1™︎プランでは、『第3戦日本GP』を生配信いたします。

Rd. 配信日程 配信時間
フリー走行1 3月27日(金) 11:20〜
フリー走行2 3月27日(金) 14:50〜
フリー走行3 3月28日(土) 11:20〜
予選・前夜祭 3月28日(土) 14:50〜
ドライバーズパレード 3月29日(日) 11:55~
決勝 3月29日(日) 13:15〜

※日程および内容は変更となる可能性があります。

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