現在上映中の映画『国宝』で、深みのある演技が高い評価を得ている主演の吉沢亮。彼の魅力は、いわゆる“国宝級イケメン”という言葉だけでは語り尽くせません。作品に応じて多彩な表情を見せる、その表現力の豊かさこそが俳優としての真骨頂です。

本記事では、FODで視聴できる吉沢亮の出演作をピックアップし、それぞれの作品での魅力をご紹介します。

吉沢亮の“静”と“動”を体感！予測不能な“化け”っぷりにハマる

静かな役からエネルギッシュな役、シリアスからコメディまで。その両極を完璧に演じ分ける吉沢亮の魅力を感じられる作品をピックアップしました。

『ぼくは麻理のなか』

『惡の華』などで知られる鬼才・押見修造の傑作漫画を実写ドラマ化。引きこもりの青年が、ある日突然、密かに憧れていた女子高生“麻理”本人になってしまうという、新感覚の“男女入れ替わり”サスペンスです。吉沢が演じたのは、友人作りに失敗したことが原因で大学に行けなくなり自堕落な生活に明け暮れる青年・小森功。「僕の持ってる“汚い”をフル活用してます」と自身が語るように、ダメダメ感や汗臭さを感じるほど人間的な小森を見事に表現しています。

『PICU 小児集中治療室』

北海道に新設されたPICU（小児専門の集中治療室）で奮闘する、若き小児科医・志子田武四郎役で主演を務めました。未熟で泣き虫、でも誰よりも優しい“しこちゃん先生”が、命の現場で葛藤し、涙しながらも前に進む姿は、多くの視聴者の心を掴みました。

『アオハライド』

ヒロインのクラスメイトである小湊亜耶役で出演。フランス人とのクォーターで、明るく楽天家、熱い一面もある小湊を、原作ファンも納得のビジュアルで体現しました。ふとした瞬間に見せる切ない表情は、観る者の胸を締め付けます。

『トモダチゲーム』シリーズ

友情を試される極限ゲームに巻き込まれる高校生・片切友一を熱演。静かな序盤から、ゲームが進むにつれて現れる冷徹な策略家としての一面、その静かな狂気を帯びた演技から目が離せません。

『キングダム』シリーズ

若き秦の王・嬴政と、主人公の親友・漂。気品と威厳に満ちた“静”の嬴政と、生命力あふれる“動”の漂。主人公・信（山﨑賢人）を支える、全く異なるタイプのキャラクターを見事に演じ分け、信と共に中華統一を目指す姿に説得力を持たせています。

『東京リベンジャーズ』シリーズ

吉沢が演じたのは、最強の不良組織“東京卍會”の総長、通称「無敵のマイキー」。普段の少年らしい無邪気さと、トップとしての絶対的なカリスマ性を見事に両立させつつ、物語の鍵を握るキャラクターの、底知れぬ危うさや脆さも見事に体現しています。

『水球ヤンキース』

今をときめく若手俳優陣が共演した、日本で初となる水球をモチーフとした青春群像ストーリー。吉沢は、千葉雄大・中川大志と共に“3バカトリオ”と呼ばれる加東慎介を演じました。憎めないキャラクターを生き生きと演じる姿は、後の活躍を予感させる輝きに満ちてています。

FODで予習・復習して、映画「国宝」の感動をさらに深く！

一つのイメージに留まらない、変幻自在の魅力を持つ俳優・吉沢亮。FODでは、そんな彼の多彩な出演作をいつでも楽しむことができます。ページをめくるように、様々な彼の表情に出会えるのが魅力です。あなたの心に残る一本が、きっと見つかることでしょう。

◇吉沢亮　FODで配信中の出演作一覧

『ぼくは麻理のなか』（C）フジテレビジョン
『PICU 小児集中治療室』（C）フジテレビ
『アオハライド』（C）2014映画「アオハライド」製作委員会（C）咲坂伊緒／集英社
『トモダチゲーム』シリーズ（C）山口ミコト・佐藤友生／講談社 （C）2017年「トモダチゲーム」製作委員会
『キングダム』シリーズ（C）原泰久／集英社 （C）2019映画「キングダム」製作委員会
『東京リベンジャーズ』シリーズ（C）和久井健/講談社 （C）2020 映画「東京リベンジャーズ」製作委員会
『水球ヤンキース』（C）フジテレビ