2026年8月20日に放送されたドラマ『ラストノート』第7話。ついに想いが通じ合い、恋人同士として歩み始めた葵(内田有紀)と澄晴(寺西拓人)。今回は、二人が眩しいほどの幸せを手にする一方で、選ばれなかった者たちの愛憎が取り返しのつかない暴走を始める、美しくも恐ろしいエピソードとなりました。日常のささやかな幸せを噛み締める二人の多幸感と、背筋が凍るようなサスペンス展開が入り混じった第7話を振り返ります。
けじめの別れと対峙。選ばれなかった莉奈と優子の痛み
想いが通じ合った葵と澄晴ですが、二人はただ流されるのではなく、互いの周囲にある問題ときちんと向き合うことを決意します。
澄晴は先日別れを伝えた莉奈(桜井日奈子)に対し、「こんな気持ち初めてで。莉奈とはもう一緒にいられない」と真っ直ぐに別れを告げます。「何度出会い直しても、私きっと澄晴を好きになる」とすがりついて泣き崩れる莉奈の姿は、あまりにも切なく胸を締め付けました。
一方の葵も、親友・優子(坂井真紀)から逃げずに正面から対峙します。葵は、澄晴と一緒にいることで諦めていた「花の香り」が戻ってきたことを明かし、「諦めたくない。私は澄晴くんと一緒にいたい」と強い決意を伝えました。その場では「分かった」と静かに引き下がった優子でしたが、直後に「私だって一緒にいたかった!
取り戻したかったのに……悔しい!」と堰を切ったように泣き叫んでいました。
月下香と流しそうめん。ついに結ばれた二人の「初めての夏」
過去のしがらみと向き合った二人は、ついに澄晴の居候先(親友・龍太郎の祖母の家)で約束の「夏デート」を果たします。 縁側で流しそうめんにはしゃぎ、線香花火を無邪気に楽しむ二人。「夢を諦めた季節だから夏が嫌いだった。ただ過ぎるのを待ってただけ」と語る葵に対し、「一緒の思い出、増やそう」と優しく微笑む澄晴。
二人の距離をさらに近づけたのは、「月下香(チューベローズ)」という花でした。夜になると花が開き、香りが一段と強くなるその花を前に、葵は月下香だけでなく、ゼラニウムやマリーゴールドなど「全部の香りが分かる!」と歓喜します。嗅覚が完全に戻った葵が、「澄晴くんにも取り戻してほしい。私にできることがあれば協力するから」と語りかけ、互いに誓い合うシーンは、二人が過去のトラウマを乗り越え、本当の自分を取り戻したことを象徴する非常に美しい場面でした。
手作りの卵焼きを食べた澄晴が「ん、しょっぱい。……嘘、めっちゃうまい」とからかい、笑顔で「いってきます」「いってらっしゃい」と送り出し合う翌朝のシーン。これまでの苦難を忘れさせるほどの圧倒的な多幸感に、思わず頬が緩んだ方も多かったのではないでしょうか。
今後の注目ポイント:幸せを引き裂く“最凶の包囲網”と、職場での修羅場
しかし、ドラマはそんな二人の穏やかな日常を長くは許してくれそうにありません。葵に引き下がる素振りを見せた優子は、なんと澄晴を支配してきた毒父・眞澄(佐々木蔵之介)と接触し、「20も年上の、バツ1の女性」「二人を別れさせたいのは一緒でしょう?」と眞澄の感情を煽り、共に二人の仲を引き裂こうと画策しています。
さらにラストシーンでは、すべてを諦めたはずの莉奈が葵の職場に突如現れます。同僚たちが怪訝な顔で見守る中、「好きな人取られたの。何でもわきまえてますって顔した、ずっと年上のおばさんに……取られたの」「返して! 澄晴を返して!!」と、衆人環視の中で葵に詰め寄るところで幕を閉じました。
幸せの絶頂にいる二人に、容赦なく襲いかかる優子と眞澄の執念、そして莉奈の暴走。いよいよ逃げ場のない修羅場へと突入していく第8話からも、『ラストノート』から目が離せません。
(文・FOD INFO編集部)
◆『ラストノート』第8話 あらすじ
一瀬葵(内田有紀)と樋口澄晴(寺西拓人)はお互いの想いを確かめ合った。 翌朝、幸せな気分で出社した葵の前に、木嶋莉奈(桜井日奈子)が現れる。会社に押しかけた莉奈は「澄晴を返して!」と葵を責め、葵といることは澄晴のためにならないと言い放つ。
一方、澄晴は学生時代に通っていた絵画教室を訪れ、かつて絵画を教わった二宮慶太郎(丸山智己)に再び教室に通いたいと伝える。そんな澄晴に、二宮はアシスタントとして働かないかと打診する。
そんな中、岩村健吾(平原テツ)に連れられ佐川優子(坂井真紀)が働くスナックを訪れていた樋口眞澄(佐々木蔵之介)。酔いつぶれてしまい、ようやく目覚めた眞澄に優子はある提案をする。
◆『ラストノート』概要
| タイトル | 『ラストノート』 |
| 放送日時 | 毎週木曜22時~ |
| スタッフ | 脚本:的場友見 演出:相沢秀幸、中前勇児 プロデュース:三竿玲子 制作・著作:フジテレビ |
| キャスト | 内田有紀、寺西拓人/ 坂井真紀、桜井日奈子、草川拓弥、徳井義実、佐々木蔵之介 ほか |
| URL | https://www.fujitv.co.jp/lastnote/(公式サイト) |
credit:『ラストノート』(C)フジテレビ