【F1™︎ 2026】新時代のF1が開幕。誰も予想できない波乱の展開に!?:オーストラリアGP日程・配信スケジュール

いよいよ「F1世界選手権」の2026年シーズンが3月6日(金)にオーストラリアのアルバートパーク(メルボルン)で開催される「オーストラリア・グランプリ」で開幕します。今シーズンはF1の車両レギュレーション(ルール)が大きく変更され、勢力図にも変化が起こりそうなシーズンです。

新規定のF1、新勢力の参戦で見どころは盛りだくさん

2026年のレース数は全24戦と昨年と変わらない数であるものの、新しい開催地としてスペインのマドリード市街地コースでの「スペインGP」が第16戦(9月13日決勝)として加わりました。鈴鹿の「日本GP」は第3戦として3月29日(日)に決勝レースが開催されます。

また、大きなルール変更があるタイミングに合わせて、新しいパワーユニットサプライヤーとして「アウディ」がワークスチームで参戦。さらに「レッドブル」が独自にパワーユニットを開発し、「レッドブル」と「レーシングブルズ」に搭載。また日本からは、「ホンダ」が空力の鬼才と呼ばれる名デザイナーのエイリアン・ニューウェイ率いる「アストンマーティン」とタッグを組んで参戦。さらに今年は久しぶりの新チームが参戦。11番目のチームとして米国の高級自動車ブランド「キャデラック」が全くの新規立ち上げチームとして参戦します。このように新しい要素、見どころが豊富なシーズンとなっています。

第1戦オーストラリアGPプレビュー
日本のファンにとっても期待値が高いホンダとタッグを組むアストンマーティン

ペレス、ボッタスの両ベテランが復帰

ドライバーでは今年は残念ながら日本人ドライバー、角田裕毅がレギュラー参戦しないものの「レッドブル」「レーシングブルズ」のリザーブとしてF1に帯同。代役での参戦チャンスが巡ってきた時の活躍に期待するしかありません。ルーキードライバーとしては「レーシングブルズ」から若干18歳の神童アービット・リンドブラッドがF1レギュラーデビューを果たしますし、2年目を迎えるアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス/19歳)、「レッドブル」昇格を果たした同じく2年目のアイザック・ハジャー(レッドブル/21歳)、フルシーズン2年目で表彰台の期待が高まるオリバー・ベアマン(ハース/20歳)らと新世代ドライバーの飛躍も大きな見どころといえるでしょう。

トップチームではドライバーの大きな移籍がないものの、新参戦の「キャデラック」からは経験豊富なセルジオ・ペレス、バルテリ・ボッタスのベテラン2人がレギュラーに復帰。世界的にも人気のある2人だけに嬉しいと感じているファンも多いのではないでしょうか。

ベールを脱ぐ「オーバーテイクモード」

今季のF1はハイブリッドシステムを搭載するパワーユニットの規定が変わり、内燃機関(エンジン)が生み出すパワーが減らされ、モーターの力をより活かさないといけない規定に変わりました。そのため効率的なエネルギー回生、マネージメントが今まで以上に重要になり、パワーユニットメーカーとチームの開発力、総合力が試されるシーズンです。

さらに、空力の規定も大きく変わり、ストレートではクルマを押さえ付ける力(ダウンフォース)を減らし、コーナーではダウンフォースを増加させてコーナリングスピードを高める「アクティブエアロ」が導入。さらに前車と1秒以内を走る状態になった時にパワーアップが可能な「オーバーテイクモード」が導入されます。これらの新機能を上手く使い、決勝レースで順位を上げていかなくてはいけません。「オーバーテイクモード」がどの程度、順位の上昇に機能するかを含めて、一度開幕戦のオーストラリアGPでレースをしてみないと分からない部分が多々あります。

第1戦オーストラリアGPプレビュー
レースの戦略や展開も大きく変わる2026シーズン

何が起きてもおかしくないアルバートパークサーキット

また、開幕戦では決勝スタート直後の混乱も懸念されています。近年のF1ではスタート時にグリッドでエンジンストールして止まるマシンはほとんどいませんでしたが、パワーユニット規定の変更によりアクセル全開でグリッドからスタートする際に上手くスタートできないマシンが出てくる可能性があります。そうなると多重クラッシュ発生によるアクシデントが懸念され、これもどうなるかやってみないと分からない部分です。チームは対策し、徐々に答えを見つけていくことになると考えられますが、開幕戦オーストラリアでは全車綺麗にスタートを切れるか不安視されているのです。

開幕戦「オーストラリアGP」の舞台、アルバートパークサーキットは公園内に作られた公道を使用した1周約5.3kmのコースです。近年はマシントラブルが少ないため、完走率が高くなっていますが、こういった大きな規定変更の年の開幕戦は波乱のレースになることが多々あります。通算71勝をマークして現代のナンバーワンドライバーと誰もが認めるマックス・フェルスタッペン(レッドブル)ですら、ここでは1度しか優勝したことがありません。2回以上ここで勝った現役ドライバーはルイス・ハミルトン(フェラーリ)ただ一人。最後の優勝は2015年ですから10年前の話です。毎年優勝者が異なるサーキットとしても知られているアルバートパークでの闘いは、F1新時代を予感させる新たなウイナー誕生のレースになるかもしれません。

とにかく蓋を開けてみないと分からない、2026年の「F1世界選手権」。波乱のレースになるのか、それともF1クオリティの高さを実感させる見応えのあるレースになるのか。ベテランドライバーが経験値の差を見せつけるレースになるのか、新進気鋭のドライバーが勝利の雄叫びを上げるのか。例年以上に注目の開幕戦がいよいよ始まります。

オーストラリアGP日程・配信スケジュール

FOD F1™︎プランでは、『第1戦オーストラリアGP』を生配信いたします。

Rd. 配信日程 配信時間
フリー走行1 3月6日(金) 10:20~12:10
フリー走行2 3月6日(金) 13:50~15:40
フリー走行3 3月7日(土) 10:20~12:10
予選 3月7日(土) 13:50~18:00
決勝 3月8日(日) 12:20~18:00

※日程および内容は変更となる可能性があります。

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