古沢良太脚本の話題作『ラムネモンキー』。1988年と現代が交錯し、失われた記憶を掘り起こす「青春回収ミステリー」。FOD INFOでは、そんな『ラムネモンキー』の世界をさらに深く楽しむためのネタバレレビューを連載中です。
この記事では、これまでに公開されたレビューをテーマごとに整理してご紹介。視聴後に読めば、ドラマ本編をより深く楽しめるはずです。
まずはここから!『ラムネモンキー』と古沢良太ワールド入門
「『ラムネモンキー』がどんなドラマか知りたい」「古沢作品の真髄は?」という方は、まずはこちらの記事から。
本作は、かつて映画制作に熱中した少年たちが、37年前に失踪した顧問教師・マチルダ(木竜麻生)の謎を追う物語。単なるノスタルジーに留まらない、古沢良太流の緻密な仕掛けが満載のヒューマンドラマです。
『ラムネモンキー』の放送開始に合わせ、FODで観られる古沢良太の過去の名作と、本作の見どころをまとめた入門記事を公開しています。『コンフィデンスマンJP』『デート〜恋とはどんなものかしら~』など、古沢ワールドの「基本」を知ることで、本作の伏線探しがより楽しくなります。
【ネタバレあり】『ラムネモンキー』各話レビュー
ここからは、各話の展開に触れる「ネタバレあり」のレビューをご紹介します。各話の放送に合わせて、見どころや伏線を深掘りするレビューを更新中です。
第1話:青春の思い出は、すべて改竄された記憶だった…?
すっかりくたびれたおじさんとなった現代と、夢いっぱいの1988年。二つの時代を交差させながら掘り起こすのは、記憶の奥底に埋もれた不可解な謎。ただの昭和懐古ドラマだと思って高を括っていると、天才コンフィデンスマン(古沢良太)のテクニックに鮮やかに騙されます。地中から掘り出されたマジンガーZのボールペンが意味するものとは――。
第2話:中年世代の涙腺を揺さぶる、西田尚美が見せたプリマドンナの輝き
かつての学校のマドンナ・灯里(西田尚美)との再会。美少女“ミンメイ”の面影を失った彼女が語る「中学時代が人生のピークだったって子だっていっぱいいる」という言葉に、胸を締めつけられます。自分が主人公ではないと気づく「大人になること」の残酷さと、それでも奪われない自分だけの輝き。人生の坂道でつまずいてきたすべての人に贈る、深い再生の物語。
第3話:竿竹屋は事件の鍵を握るヒントか?『ラムネモンキー』の謎を考察する
映画監督の夢を叶えながら、現実に打ちのめされているチェン(大森南朋)。かつての“老害教師”との再会を経て、彼は再び「中二病」の牙を取り戻します。一方で加速するミステリー要素。背景に何度も映り込む「竿竹屋のトラック」が意味するものとは?過去の扉を開いた先に、彼らが踏み出す未来を深掘りします。
第4話:津田健次郎が爆発させた母への愛。描かれた「許せないこと」と「憎まないこと」
平凡で心優しいキンポー(津田健次郎)が、かつての加害者に突きつけたリアルな怒り。それは「水に流す」なんて言葉では片付けられない、母の愛と尊厳を守るための叫びでした。煮えくり返るような感情を瞳に宿した津田健次郎の熱演に涙。人生が詰まりがちな中年にこそ「友達」が必要なのだと痛感させられる一作です。
第5話:今期ドラマの隠れ名作!『ラムネモンキー』がじわじわと支持を広げる理由
世渡り上手な「勝ち組」・蛭田(生瀬勝久)と対比して描かれる、名もなき「負け組」たちの誇りとドラマ。何にもなれなくても、真面目に生きているだけで素晴らしい――そんな優しさで肩を抱いてくれる本作が、なぜ多くの人の心を掴むのか。軽妙な会話劇の裏にある「人生後半戦へのエール」を読み解きます。
FODで『ラムネモンキー』を全話イッキ見!
次々と真実の記憶と色濃い思い出が浮かび上がってきた『ラムネモンキー』。FOD INFOのレビュー記事と共に、ユンたちが駆け抜けたあの夏の、そして現代の物語を振り返ってみてください。
そして「最初から伏線を確認したい」「あの名シーンをもう一度観たい」という方はFODプレミアムへ。第1話から最新話まで、全話をアーカイブ配信中です。あの熱いカンフーポーズや、忘れかけていた青春を何度でもお楽しみください。
| タイトル | 『ラムネモンキー』 |
| キャスト | 反町隆史/大森南朋/津田健次郎/木竜麻生/福本莉子 ほか |
| スタッフ | 脚本:古沢良太 演出:森脇智延 |
| URL | https://www.fujitv.co.jp/ramunemonkey88/ https://fod.fujitv.co.jp/title/80xj(配信ページ) |
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