カンテレ・FODドラマ『地獄は善意で出来ている』の配信・放送クライマックスを直前に控えた特別イベント「クライマックス直前 一夜限りの特別更生プログラムナイト」が開催されました。
草川拓弥がキャスト陣からいじられる!?『地獄は善意で出来ている』イベントレポート

本作は、元受刑者たちが集められた更生プログラムを舞台に描かれる復讐サスペンス。シリアスで重厚なストーリー展開が話題ですが、今回のイベントではキャスト陣が役柄とは打って変わった明るい素顔を見せ、会場は大いに盛り上がりました。
本記事では、主演の草川拓弥をはじめ、高野洸、渡邉美穂、吉田健悟、井頭愛海、細田善彦ら豪華キャストが登壇したイベントの模様をレポートします。
緊迫の本編とは裏腹?「恋愛リアリティーショー」で盛り上がる舞台裏
イベント冒頭、役衣装で登場したキャスト陣。「イベントを開催できることがすごく嬉しい」と笑顔を見せた草川に対し、高野も「久しぶりに皆さんの衣装姿を見られて嬉しい」と再会を喜びます。

トークコーナーでは、第7話までのダイジェストを見ながら撮影を振り返りました。特に印象に残っているシーンとして草川が挙げたのは、第5話の「焚き火」のシーン。「皆で共同生活をするなかで、だんだんと心を開いていく樹が心情を吐露するシーンは、焚き火も相まってすごく素敵でした」と語ると、渡邉も深く頷きながら「焚き火もあって本当に温かかった。お互いが警戒し合っている演技が続くなかで、過去を打ち明けてくれたシーンはジーンときました」と同意しました。

一方、撮影裏話では意外なエピソードも。シリアスなドラマの内容とは裏腹に、現場の空き時間では「恋愛リアリティーショー」の話題で持ちきりだったことが判明。 渡邉が「意外だったのが、草川さんと細田さんが恋愛リアリティーショー大好きなんですよ!」と暴露すると、会場からは驚きの声が。ほかにも、高野と細田が“推しのダウンジャケット”の話をしたり、現場が恋バナで盛り上がっていたりなど“乙女”な一面が明かされ、会場は和やかな笑いに包まれます。

チームワーク崩壊!?爆笑の「全員協力」チャレンジ
続いて行われたのは、キャスト6人が力を合わせてミッションに挑む「全員協力!一致団結」のコーナー。成功すれば「豪華うなぎ弁当」が贈呈されると聞き、撮影最終日にうなぎ弁当を食べ損ねたという草川は並々ならぬ闘志を燃やします。
最初の「リコーダーで一音ずつ音階を吹け」というミッションでは、まさかの展開に。順調に進むかと思いきや、最後の「高いド」を担当した吉田の音が怪しく響き、判定は微妙な空気に……。さらに「けん玉連続キャッチ」では、トップバッターの高野がいきなり失敗するというハプニングが発生。「勝負強いはずの男が……」とMCが突っ込むなか、高野は「皿も軽い、なんか滑る」と苦笑い。

極めつけは「ドッジボール連続キャッチ20回」。ラリーを続けるだけのシンプルなルールですが、10回成功したところで座長・草川の提案で「バレートスでラリー10回」に変更。吉田がタンクトップ姿になり気合十分で臨んだ最終チャレンジでしたが、渡邉のスライディングキャッチもむなしく失敗に。勝利は逃したものの、キャスト陣の仲の良さが存分に伝わるコーナーとなりました。

ICExによるスペシャルライブと「恋愛更生プログラム」

イベント中盤では、ドラマの主題歌を担当する「ICEx(アイス)」が登場し、主題歌「Da-Da-Da」をはじめ4曲を生パフォーマンス。事務所の後輩でもあるICExのステージを見守った草川は、「かっこよさもありつつ可愛らしさもあって、この汗がたまんないっすね」と先輩としての顔を覗かせつつ、彼らのフレッシュな魅力を絶賛しました。

続いて行われたのは「恋愛更生プログラム!恋のダメ男診断」。 ICExのメンバーも加わり、「付き合って1年の記念日に何をプレゼントするか?」などの質問に対し、渡邉、井頭ら審査員が「ナイスセンス」か「バッドセンス(更生が必要)」かを判定します。

ここで会場を沸かせたのは、「ヤンキーに絡まれている彼女を助けた後の一言」というシチュエーション実演。「バッドセンス」に選ばれてしまった高野への罰ゲームは、「博多弁・広島弁・関西弁の3方言で『好き』と言う」という「恋愛更生プログラム」の実践でした。 高野が照れながらもカメラ目線で「好いとうよ」「お前が好きじゃ」「好きやで」と連発すると、会場からは黄色い悲鳴が上がり、大盛り上がりとなりました。

座長・草川「『地獄は善意で出来ている』最後まで見届けて」

大盛況のイベントも終盤へ。 最後に草川は、「この作品は内容的には重く、色々なことを考えさせられる作品ですが、今日見ていただいた通り、キャストやスタッフは本当に温かく明るい現場でした」と振り返ります。
そして、「ドラマとは違う一面をお見せできたかと思います。これからの展開も是非楽しみにしていただき、最後まで応援よろしくお願いします」と力強く呼びかけました。

『地獄は善意で出来ている』イベントを振り返って
イベント終了後、キャスト陣から草川と高野、そしてICExのメンバー・阿久根と山本の囲み取材が行われ、イベントを振り返ってコメントをもらいました。
イベントの感想を問われると、主演の草川は「『地獄は善意で出来ている』というタイトルや世界観とは真逆の、“わちゃわちゃ”とした楽しい時間をお届けできたんじゃないかなと思います」と満足げな表情。 一方、高野は「このメンバーで集まれたことが何より楽しかったです」と笑顔で振り返りました。
イベントでは、事務所の先輩である草川がキャスト陣から愛ある“いじり”を受ける場面も。これにはICExのメンバーも驚いたようで、「普段はビシッと決めるかっこいい先輩なので、あんなにいじられている拓弥くんを見るのは新鮮でした(笑)。愛されているからこそですね」とコメント。 これに対し草川は、「後輩には一番見せたくない姿を見せちゃいましたね……。現場での振る舞いを改めようかな(笑)」と照れ笑いを浮かべ、会場の笑いを誘いました。
また、ドラマのタイトルにちなみ、「最近経験した『地獄』のような出来事」を問われると、個性豊かなエピソードが飛び出しました。
阿久根は「買ったばかりの白いロンTを着てうどんを食べていたら、汁をこぼしてしまって……」と、まさに“あるある”な地獄を告白。するとすかさず草川が「シミを落とせる方法知ってるから教えるね!」とフォローし、生活の知恵を披露する一幕も。
高野の「地獄」は、撮影現場での出来事。「移動の際、私物のスリッパを前の現場に忘れてきてしまい、手元になくて……。『どうやって帰ろう』と途方に暮れましたが、スタイリストさんが代わりのものを貸してくれてなんとかなりました」と、数分間の“裸足の危機”を明かしました。
クライマックスに向けてさらに加速する「恐怖」
最後に、今後のドラマの見どころについて質問が飛ぶと、場の空気は一変して真剣なモードに。
高野は「ここから先、僕が演じる小森の過去が明かされるシーンもあるので注目してほしいです。そして何より、カトウ(細田善彦)の怪演っぷりが……ずっと怖すぎます(笑)」と、今後の展開をアピール。草川も「演じていても、精神的にも肉体的にも追い込まれていく感覚がありました。ここから先はさらにハードな展開になりますが、『善意』とは何かを考えさせられる作品です。ぜひ最後まで見届けてください」と力強く締めくくりました。

ドラマ本編の緊迫感とは打って変わり、キャスト陣の素顔とチームワークが垣間見えた今回の一夜限りのイベント。 いよいよクライマックスへと突入するドラマ『地獄は善意で出来ている』。彼らの運命がどうなるのか、今後の配信・放送から目が離せません。
イベントのアーカイヴ配信は12月21日(日)23:59まで視聴が可能。ドラマ本編とは異なるキャスト陣の交流が見れる貴重な機会をぜひお楽しみください。

草川拓弥がカンテレドラマ初主演を務める、手に汗握るヒューマンサスペンス『地獄は善意で出来ている』。前科者たちが人生のやり直しを懸けて挑む「元受刑者特別支援プログラム」を舞台に、参加者たちが残酷な罠に巻き込まれていく姿を描きます。 合格[…]
『地獄は善意で出来ている』概要
| タイトル | 『地獄は善意で出来ている』(全10話) |
| 配信 | 毎週木曜0時45分からフジテレビで放送 カンテレ1話放送直後からFODにて1週間の先行配信 |
| 出演 | 草川拓弥 高野洸 渡邉美穂 吉田健悟 ・ 井頭愛海 細田善彦 |
| スタッフ | 脚本:髙橋幹子、兒玉宣勝 音楽:moshimoss 主題歌:ICEx「Da-Da-Da」 プロデューサー:萩原崇、宮川晶 演出:宝来忠昭、坂本栄隆、中林佳苗 制作協力:ケイファクトリー 制作著作:カンテレ |
| URL | https://fod.fujitv.co.jp/title/7152(配信ページ) https://www.ktv.jp/jigodeki/(オフィシャルページ) https://x.com/jigodeki_ktv(公式X) https://www.instagram.com/jigodeki_ktv/(公式Instagram) https://www.tiktok.com/@jigodeki_ktv(公式TikTok) |
